釣果
チヌ 49.8㎝1匹 40㎝〜46㎝3匹
昨年末、年明けと定期的な寒波の到来で大阪湾の海水温は8℃台まで下がっていた事もあり1月、天気の良い週末に2回釣行出来たが見事にアタリ無しのボーズだった。水温も10℃を下回るとチヌも中々口を使ってくれないので流石に厳しい。2月に入り暖かい日も続きようやく10℃前後にまで上昇してきた。
私のホームグランドでもある南港新波止は全長が1.5キロ近くあり沖向きが2段構造のスリットケーソン。内向きが垂直ケーソン(沖・内向き共に水深は約4ヒロ半)で構成されておりチヌの魚影はもちろん濃い。
2月最初の週末の釣行では40㎝に満たない小型ながら2021年の初物を釣る事が出来た。またスリット上段(水深が約2ヒロ)には数匹だかチヌの姿も確認出来た。まだ10℃前後と低めの水温だが一定で安定してるので慣れてきたのだろう。
2月11日の祝日もいつもお世話になっている堺出島漁港から出船の夢フィッシングさんの7時便に乗り込み新波止へ。準備を済ませてまずはスリットにチヌが見えるかどうか探しながら釣りを展開。見つけたらサイトで狙い撃ち見えない場合はスリットの柱の外側、内向きの垂直面を中層から底付近まで落として探っていく。この日、エサは地エビを使いました。他に岩ガニや青コガネ等も使います。中でも地エビは1番食い込みが良いのでエサ取りがほぼ居ないこの時期は好んで使用します。
午前中とランチタイムを挟んで夕方前までで少ないながらもスリット柱周りで数匹ずつチヌを見つけてそっと地エビを落とし込む。だいたいは逃げられますが3回アタリが出ました!そして1尾なんとかHIT!
エビが着底した付近でチヌが様子を伺ってるのか逃げないのが目視出来ます。そして手元にカツン!!即合わせです。
低水温期らしからぬ中々強烈な引きで重量感もあります。スリットに逃げ込まれない様にあしらい取り込んだチヌは立派な魚体でした。
この日はこの1尾のみでしたが夕方、17時の迎え便が来る少し前、満潮に差し掛かるタイミングでチヌが沢山浮いてきました。日中は波止全体を歩き回っても10匹も見つけられなかったのに夕方の短時間で十数匹以上!まだアタリも少ない状況ですが口を使ってくれないだけでチヌは沢山居てるんや…
1日開けて13日も同じ様に7便で釣行。前日、当日共に春を思わせる様な暖かさ。水温も完全に10℃超えている。その影響か潮周りかは分かりませんが11日よりもスリット上段にチヌが沢山確認出来る!サイトで狙います。しかし無風でベタ凪の上に潮が透け透け過ぎて地エビを落とし込んでも素通りの無視かサーっと逃げてしまうかで全く喰ってきません。1番理想なのはチヌが確認出来るくらいの笹濁りで少し風が吹いて波気があればベストなんですが中々こちらの思う様にはいかないのが自然です。そこで午後からはパイプ虫で垂直面を中心に探っていきました。すると!2ヒロ半から3ヒロでアタリが!ついついチヌが見えていたスリット面ばかり狙ってましたが垂直面にもチヌはだいぶん際に寄ってる様です。
単発的でしたが数回当たって46㎝までを3匹。
まだまだ盛期の様に数多くは当たりませんが
今現在の海況から言ってもこの2回の釣行は十分満足出来る内容でした。
2度の釣行共に銀参郎のMHを使用。スリットケーソンやパイルポイント、ストラクチャー周りでもチヌに先手を取られず年間通して安心して使えるロッドです。初めから垂直ケーソン狙いならMが良いですね。とかにく軽い!そしてかなり曲がりますが復元力が強いので凄く面白味のあるロッドです。
鈎は発売当初から使っているチヌRに加えて新しい武器が続々と。13日は丸一日チヌエースを使用。ナノスムースコートが施されているのでめちゃくちゃ刺さります!フトコロ強度もUPで少々強引なやり取りをしても安心ですね。
今後は水温も極端に下がる事も無く上がっていくだけです。水温の上昇と共にアタリの数も釣果も増えていくので益々楽しみです!
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