第38回G杯争奪全日本がま磯(チヌ)選手権
2020-12-09
大雨で幕を開けた予選。水潮と極端な濁り、水温低下が相まって1回戦は不調だったが、潮が満ちるとともに釣果は上向きとなり、4回戦で総重量7㌔を超える選手も現れた。
決勝トーナメントには、西田英司選手(牛窓)と、車孝信選手(家島)、桑原将太選手(九十九島)、沖永吉広選手(がまかつ推薦)、太田賢一選手(若狭大島)、山本哲也選手(沖縄)、各組2位から上位2人を選ぶワイルドカード枠から小川達矢選手(シード)、青木重人選手 (富浦)の8人が進出。そして、その後の準々決勝と準決勝を経て、車選手と青木選手が残った。
*括弧内は選出予選会場名
決勝戦のフィールドは「弁天磯南」。タナをしっかり取る普段の釣りで順当に上がってきた車選手と、ラスト数分の1尾で勝利するなど勢いに乗る青木選手の戦いだったが、前後半に1尾ずつ計2尾を釣った車選手が終始リードを保ち、見事に初優勝を果たした。
なお、同時におこなわれた3位決定戦では、桑原選手が、試合前半に釣った1尾を守り切って3位に入り、次回大会のシード権を奪取した。
1位 車 孝信 選手
2位 青木 重人 選手
3位 桑原 将太 選手
4位 太田 賢一 選手
●優勝者コメント
タナを決めて仕掛けを「立てる」釣り、つまり仕掛けを張る普段の釣りとウキを沈める二通りで試釣したのですが、どちらも釣れたので、しっかりタナをとる自分の釣りで挑みました。潮が安定しなかったので、その釣りが合ったように思います。試釣に協力してくれた仲間のためにも次大会もがんばります。