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【渓流】望月竜也(山形県 最上郡)

2020-11-17

渓流

望月竜也

釣行日2020/11/14 場所山形県 最上郡 鮭川村 鮭川

釣果

サケ オス 75cm~85cm 3匹、メス 62cm~80cm 5匹

山形県の鮭川村で行われた鮭川鮭有効利用調査に参加しました。

今年はコロナ過の開催となり参加人数を減らた上、早朝から並ばなくて良いように朝7時からのくじ引き方式にして万全な感染防止を行って開催されました。グループで参加した人の中には早い番号と遅い番号を引き当て結果的にスタートが遅くなる人もいましたが、我々は20番台ながらも同行者と続き番号を引き当てて仲良く調査書をもらってスタートできました。

最初に向かった先は人気ポイントの泉田川合流から更に数百メートル下った「屏風岩」と呼ばれているポイントで、混雑を避けて釣りたい目論み通り参加者は殆ど確認できませんでした。先ずは上流側の早瀬を探ります。産卵床が形成されていないのか反応がありません。

下流に入っていた同行者の竿が曲がりメス鮭を釣り上げました。彼が竿を出しているカーブのぶつかりにある深い流芯の脇に鮭が定位しているようです。数本の鮭の姿が確認できます。

彼と代わって振り込むと2投目で目印に変化が現れました。すかさず合わせると竿に重みが伝わります。次に追い合わせした瞬間に素晴らしい勢いで疾走しました。竿を寝かし疾走する鮭のパワーを受け止め、竿の弾力を生かした角度で溜めて魚の反撃を絶つと徐々に寄ってきました。横たわったのは75cmのオス鮭。河口から距離のある鮭川では最高レベルと言えるコンディションの魚体で、引きの強さが納得できました。

竿は今年の鮭シーズンに先駆け発売されたがま渓流 本流 スペシャルII SALMONです。バワーが格段に上がっているにも関わらず持ち重りがなく、細身で風にも強い素晴らしい竿に仕上がっています。風が強く吹いていましたが気にならなかったのは細身で風の抵抗が軽減されるためでしょう。

その後、メス鮭を数尾掛けた後にオス鮭の85cmがスレ掛かりしました。勢いよく曲げる事で竿の角度を保ってさえいれば徐々に寄ってくる力強さで、改めてがま渓流 本流 スペシャルII SALMONのポテンシャルの高さを実感しました。

更にオス鮭やメス鮭を数尾掛けることができましたが、ナノスムースコート仕様のくわせアキアジ 18号は掛かりの鋭さに加えキープ力が高く掛けた途端に暴れる鮭もバラす事なく押さえ込むことができました。また早朝の活性が低いタイミングでは22号も使用しましたが口先で咥えるような魚信でもしっかりと捉えることができました。

活性が低いシビアな状況では早掛アキアジの脅威的な貫通力が一瞬で鮭の固い口を貫き釣果に結び付けてくれるでしょう。今年は竿と鈎のマッチングで更なる大物との出会いが期待できそうな予感がします。

タックルデータ

ロッド

がま渓流 本流 スペシャルII SALMON

くわせアキアジ 18号~22号

ライン

ライン フロロカーボン 5号、オモリ 5B~1.8号相当

エサ

サンマ切り身(ニンニク漬け)

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