【フィッシングDAYS】#85 北村憲一が試し振り 新竿で仁淀川アユ攻略

2024-01-09

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【フィッシングDAYS】#85 北村憲一が試し振り 新竿で仁淀川アユ攻略

・タックル

ロッド:がま鮎競技GTI2

フック:G-HARD V2 MシステムEX マイクロ3本錨/G-HARD V2 刻R 4本錨

 

・アングラー:北村憲一(テクニカルインストラクター)

 

・ターゲット:鮎

日本を代表する淡水魚。日本を中心に東アジア一帯に生息する。秋に川で生まれた稚アユは、海へと下り、翌年の春に川へとソ上する。仔稚魚の頃はプランクトンなどを常食し、川へとソ上してからは岩に付く藻類を主食とする。石に付く藻類を食べるため、質の良い石の周辺を縄張りとし、侵入者に激しく攻撃を仕掛ける。この習性を利用したのが友釣り。1年で一生を終えるため、解禁当初の若いアユから盛期のアユ、産卵を意識した終盤のアユと、季節の進行に伴って、その大きさや味も変わる。また、各河川の藻を食べるため、川によって食味もかわる。

 

・フィールド:高知県仁淀川

愛媛県の石鎚山系に源を発し、愛媛・高知両県を流れ、高知県で太平洋に注ぐ一級河川。四国では吉野川・四万十川に次ぐ大河川。全国で水質が1位になったこともあるほどきれいなやや青みがかった水は「仁淀ブルー」と呼ばれる。アユ釣りでは各種競技会が頻繁に行われるなど、全国的に知られている。他の河川が渇水や高水温で釣りにならない時でも、比較的水温は低めで渇水時でも釣れる場所が点在するため、人気も高い。周りの河川で状況が悪いときほど釣り人が集まるので、人為的プレッシャーが高い河川でもあり、繊細な駆け引きが必要とされる。ただし、例年アユの魚影はすこぶる濃く、年による当たり外れの少ない河川である。