【フィッシングDAYS】#88 アテンダーⅢで釣る 岡山下津井の磯チヌ
2024-01-29
【フィッシングDAYS】#88 アテンダーⅢで釣る 岡山下津井の磯チヌ
・タックル
フック:スパイクチヌ ・ 掛りすぎチヌ ・ G-HARD V2 貫チヌ
・アングラー:南康史(テクニカルインストラクター)&圓山一樹(フィールドテスター)
・ターゲット:チヌ(黒鯛)
日本を代表する釣りのターゲットがチヌ(クロダイ)。各地方で多彩な釣り方がそれぞれに発展、進化を遂げ、チヌを求めて釣行を繰り返すマニアが多いのも特徴だ。基本的に黒潮域の外洋より、内湾や河口などに多く生息する。雑食性のため、地方や釣り方によって餌のバリエーションは非常に多い。特に瀬戸内海では、人気釣法の「ウキフカセ釣り」の主要ターゲットとして絶大な人気を誇る。40cmを超せば良型、50cmを超すと「年無し」と呼んで釣りの目標サイズとなる。さらに60cmを超すチヌは「ロクマルチヌ」と呼ばれ、釣り人のあこがれ、夢でもある。
・フィールド:岡山・下津井
下津井沖の磯群は広範囲に広がり、非常に数多くの島々からなる。そんな海域だけに潮が複雑、そして急潮な釣り場が多く、チヌ釣りに関しても独特の急潮エリアの釣り方が発展してきている。今回の舞台となったのは下津井沖のエリアのうち、瀬戸大橋の東側に広がる一帯におにぎりのような形をした「大槌島」。島が岡山県と香川県の県境になっていて、北川は岡山県、南側は香川県となる。全体に釣り場としては浅いが、チヌ釣り以外に磯からはマダイも狙える。すぐ沖をタイラバ船が行き来しながら釣っている風景も多く見られた。このエリアも例にもれず、潮通しは抜群によく、流れ出すと川のような急潮となる。