渓流泊のすすめ(奈良県)

2024-09-17

トラウト&アユ

社員釣行記

釣行日2024/9/7 場所奈良県

釣果

ヤマトイワナ

 8月の暑さに耐えきれず、学生時代の友人と共に山へ逃れることにした。テントや必要な装備を詰めたバックパックを背負い、片道5時間の登山道を進む。標高が上がるごとに涼しい風が吹き、都会の蒸し暑さから解放されるのが心地良い。友人とたわいもない話をしながら歩くうちに、気がつけば午後2時にはテント場に到着していた。


 早速釣りを始める。ここのヤマトイワナは朱点が濃く、体高があり筋肉質なイケメンばかりだ。顔つきがシャープで精悍、引きも強く、初めて竿にかかった瞬間、その力強さに驚かされた。

少しすれているのか、ルアーを丁寧に流さないと反応しない。適度に難易度が高く、挑戦しがいがある釣り場だ。


 今回は、特に引きが強いヤマトイワナが相手をしてくれた。いつもならリリースをするが、今日は一人一匹だけキープさせてもらうことにした。晩酌のお供にちょうど良い量だ。
さて、釣りを楽しむにあたって大切なことがある。水槽から魚を釣れば魚は確実に減る。これは当たり前のことだが、自然相手になると規模が大きくなるため、多くの釣り人がつい忘れてしまいがちだ。海でも川でも、釣りをすれば魚は減る。もちろん、魚を持ち帰るなとは言わないが、個人で消費できる以上にキープするも考えさせられるものがある。自然の中で遊ばせてもらっている以上、その恩恵を尊重し、節度を持って楽しむことが重要だ。


 説教臭くなってしまったが、ここからが本題。渓流泊のメインはやはり晩酌だ。3時間かけて余分な水分と油をしっかり落としたヤマトイワナの塩焼きは絶品。ウインナーも焼き、これまた美味しい。持参したビールはあっという間に減ってしまう。友人と釣果を語り合いながらの食事は、心も体も満たされる至福の時間だ。さて、明日は早起きしてまた釣りをする予定だったが、このまま昼までぐっすり眠ってしまってもいいかもしれない。

 

LUXXE企画 黒神

タックルデータ

ロッド

パックスタイルA4 S49FL-solid

桜幻 スーパークイック3S

ライン

メインラインPE0.6号/リーダー6lb.

エサ

45mmミノー

社員釣行記の関連レポート