【フィシングDAYS】#125 堤防から狙う 両軸遠投カゴ釣りの極意
2024-11-03
・タックル
鈎:スパイクチヌ
・アングラー:鷲尾 純 (GFG会員)
・ターゲット:ソウダガツオ
カゴ釣りのターゲットとして、マダイやイサギと並ぶ人気の魚種がソウダガツオの仲間だ。ソウダガツオとしては、ヒラソウダとマルソウダの2種がいる。マルソウダは魚体の断面が、ヒラソウダに比べると円形に近い形状をしている。どちらも40㎝前後までが多い。北海道から九州南部までの広い範囲に生息し、沿岸から沖合の表層を群れで回遊する。内湾や汽水域より、ほとんどが外洋での回遊となるが、時として内湾にも入り込んでくるため、磯や波止などから釣れることも多い。ソウダガツオとともに数は少ないがカゴ釣りで釣れる仲間として、スマ(ガツオ)も人気。スマは腹部分に黒い斑紋があり、これがお灸の跡に見えることからヤイトガツオとも呼ばれる。
・フィールド:静岡・伊豆半島 田子
静岡県を代表する遠洋漁業基地して知られる田子港。駿河湾に面していて、沿岸部でも水深があることから、波止や磯からの回遊魚狙いのフィールドとしても人気だ。田子漁港ではスマホのアプリを使って予約すると有料ながら釣りが楽しめるサービスを始めたことでも有名になった。また、渡船で沖の磯や防波堤に渡っての釣りでは、カツオ類の回遊も頻繁で、夏から秋にかけては、遠投のカゴ釣りでソウダガツオやスマなどのカツオ類のほか、マダイやイサギなども狙える、カゴ釣り師にとっては魅力の詰まったエリアとなっている。フカセ釣りでもグレ(メジナ)の釣り場として人気があるか、エギングでのアオリイカ釣りも実績が高い。
がま磯 カゴ アルティメイトスペック
伊勢尼
スパイクチヌ