がまかつ

画像

バランス設計

競技スペシャルⅣは、Ⅲと比べて、実は重量はそれほど変わらないか、少し重くなっている。ただし、バランサーは封入していない。それにも関わらず、持った軽さは競技スペシャルⅣの方が優れている。これはブランクスの低重心バランス設計に起因する。つまり、T1100Gによる先継番の軽量化の効果である。 ちなみに重量増の要因の一部にはスライダーフードシートからオリジナルスクリューシートへの変更がある。しかし、持つ手より後方の重量増もナチュラルに利用し、バランス効果を得ている。

操作性

ピンポイントへのキャスティング性能やラインメンディング性能、あるいは軽快感。これら操作性は、絶対的な軽さとブランクスの張りによってもたらされるものである。がま磯シリーズにおけるチヌ竿の中で、 もっともキレがある操作性を持つのがチヌ競技スペシャルシリーズ。その際立つ操作性に、さらに磨きをかけたのがチヌ競技スペシャルⅣである。

0号
軟調子ながら軽快な操作性を持ち、手返しよく、かつ、繊細に攻めることが可能。
0.6号
あらゆる釣法や仕掛けに対応し、オールシーズン使えるオールラウンドモデル。
1号
大型対応モデル。胴まで粘り込み、しなやかに浮かせるパワーを備えている。
1.25号
藻場など障害物まわりの大型狙い対応。パワーモデルながら叩かせずに浮かせることが可能。
がま磯のチヌ竿史上最も強い号数となる新号数、1.25号が追加された。カキ瀬や藻場、急なかけあがりに潜むロクマルモンスターと真っ向勝負するために生まれた号数ではあるが、一方で、競技でのファイト時間短縮にも威力を発揮する。テスターからの強い要望でよみがえったモデル。

特徴

画像

飛距離や糸さばき、軽量さをテストした結果、チタンフレームのIMガイドがもっともバランスの取れた結果を残した。

画像

手になじむ競技特化型のラバーフィットスリムリールシート。競技スペシャルⅣからスクリュー型を採用した。

画像

ラインコントロールを妨げる竿へのラインのべたつき。これを防止するためのノンスティック加工を元竿にもほどこした。

スペック

画像
品名コード 号数 標準全長(m) 希望本体価格(円) 標準自重(g) 仕舞寸法(cm) 使用材料(%) モーメント 継数(本) 先径(mm) 錘負荷(号) 適正ハリス(号) JANコード
22165 0 5.0 89,000 165 110.0 C99.4 G0.6 15.5 5 0.75 1~3 0.6~1.5 4549018632460
22165 0 5.3 89,500 175 116.5 C99.3 G0.7 18.3 5 0.75 1~3 0.6~1.5 4549018632477
22166 0.6 5.0 90,000 173 110.0 C99.4 G0.6 16.7 5 0.75 1~3 0.6~2 4549018632484
22166 0.6 5.3 90,500 183 116.5 C99.4 G0.6 19.2 5 0.75 1~3 0.6~2 4549018632491
22167 1 5.0 91,000 178 110.0 C99.4 G0.6 17.6 5 0.75 1~3 0.8~2.5 4549018632507
22167 1 5.3 91,500 193 116.5 C99.4 G0.6 20.9 5 0.75 1~3 0.8~2.5 4549018632514
22168 1.25 5.3 92,000 203 116.5 C99.5 G0.5 22.5 5 0.75 1~4 1~3 4549018632521

C=カーボンファイバー、G=グラスファイバー
※モーメント=標準自重(kg)×竿尻から重心までの長さ(cm)
※上記の竿はエポキシ樹脂を使用しています。
※希望本体価格には消費税は含まれておりません。