狭いスペースに強力照射するサーチライトとワイドに寄せるフラッドライトの使い分け方
「アジング人気の過熱で、いまや常夜灯下は先陣争いが過熱しています(苦笑)。そんな時でも、携帯性の高い集魚灯があれば、灯りが無くても自分でポイントをつくれます。やり込んだ人たちの間では、この戦略は、かなり定着してきていますよ」とは、アジングマイスター・藤原真一郎。「そもそも最盛期のアジは、潮通しがいい場所なら全てポイントになるといってもいいぐらいです。そこに優れた集魚灯があれば、ジグ単の射程距離までアジを寄せられるからさらに確率が上がります。ほかの魚ではイカやタチウオで使っても釣果が上がりますよ」という。
この流れを受け追加されたのがこの2モデル。先発はMAX3000ルーメンのパワーを誇るフラッドライトLEFL3000、次いで一点集中で照射が効くサーチライトLESL1501がリリースされる。「広い範囲をぼや~っと照らすフラッドライトは、港内なんかの浅場でアジを集めるのに効果的。遠くまで光が届くサーチライトは大場所や深場に最適で、ブレイクを狙って照射して、しっかりした明暗を作ると深いレンジにも効くからパターンを作りやすいですよ」。ちなみに、これは周りに灯りが無いことが条件なのはお忘れなく。どちらも強力な武器だが、後者の「ピンスポット照射」タイプはあまりないので、藤原はテストでこっそり使って美味しい思いをしているとか。ライトゲームは、いま光も武器にする新しいステージに突入したのだ。