進化した最新最強のテクノロジー ハイエンドモデルへの昇華
がま磯ロッドの代表格ともいえるのがアテンダー。
2011年にリリースされた先代のアテンダーⅡは、そのパワーと扱いやすさで、多くの釣り人に評価されたが、今回さらにそこから進化を遂げたのがアテンダーⅢなのだ。
がま磯シリーズの発祥は1977年。今では伝統となっている元竿部玉口の朱色に引かれた2本の黒ラインは当時とても印象的だった。しかし、三代目アテンダーⅢの玉口は、金色で縁どられた3本の黒ラインで飾られている。これはがま磯のハイエンドモデルである特別の証なのだ。
これががま磯シリーズ、ハイエンドモデルの証。元竿の玉口が金色で縁どられた3本の黒いラインがステータス。
アテンダーⅢは、まるでワンピースロッドのような究極ともいわれた胴調子にさらに磨きをかけた。
高弾性高強度の素材を採用した「タフマトリックスシステム」構造や、竿の継ぎ目にアテンダーⅢの要となる「ウルトラアクティブサスデザイン」、「パワークロスシステム」、「先短設計」、「低重心設計」などの最新最強のテクノロジーを取り入れた。
ウルトラアクティブサスデザイン
従来のカーポン素材に45度方向の高強度カーボン繊維を双方からいれることにより、ネジレに対する剛性を強化。これによりロッド全体の反発力とパワーを遺憾なく発揮し、ロッド本来のポテンシャルを100%近く引き出すことができる。
先短設計
磯竿では競技スペシャルⅣに、より操作性やコントロール性能を高めるために採用。
アテンダーⅢに採用することで、より胴のパワーを活かしやすくなる上、胴調子ロッドの弱点である操作性についても飛躍的に向上させた。
パワークロスシステム
従来のカーボン素成に45度方向の高強度カーボン繊維を双方からいれることにより、ネジレに対する剛性を強化。これにより、ロッド全体の反発力とパワーを遺憾なく発揮し、ロッド本来のポテンシャルを100%近く引き出すことができる。
タフマトリックスシステム
高弾性高強度素材であるTORAYCA®T1100Gカーボンを多方向に配置した構造。一方向に比べて多方向に採用することで、その先進素材の特性がさらに生かされて軽量化や強度、リフトパワーのアップに大きく貢献。
エンドグリップ(竿尻)
仕掛の振り込みやグリップを握ってやり取りをする場合には握りやすく滑りにくく、チヌや口太グレを相手に片手でやり取りをする場合には、竿尻をヒジに付けても滑りにくい形状のラバーグリップを採用。形状や質感については、リールシート並にこだわって作成。リールシートと対するデザインも高級感を演出。
低重心設計
持ち重り感を軽減するため、竿の重量バランスを重視して設計。
エンドグリップ部に重量を乗せることで低重心設計にし、実際にリールを装着し仕掛を流す体勢で持った際に持ち重りを感じにくいように重量を配分。そのため、バランサー尻栓を付けたような持ち重り感の低減を実現。それに加えて重心が後ろにくることで飛躍的に操作性が向上。