数釣りにぴったりな
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複合ラインよりさらに軽くて高強度なアーマード® なら今日から誰でも泳がせ名人!?
「どんどん泳いで行くなぁ、泳がせ釣りがうまくなったみたい」
細香の足元から丁寧に放たれたオトリは、流心を横切って竿の長さよりもはるか先、仕掛いっぱいまで泳ぎ切り対岸に到着したところで、ガッツーンという派手なアタリで目印が吹き飛んだ。
「掛かった掛かった。水量が少ない盛夏にはナイロンラインで泳がせる場面が多かったんですが、これからはアーマード®が活躍するかも」
一方、瀬肩に陣取った前山。ルアーマンでもある前山にとっては、アーマード®F+proはなじみのある素材。
「これって編み込んでいないタイプのPEラインですよね。メタルラインと複合ラインなら、複合ラインの方が泳がせ釣りは得意なイメージですが、その複合メタルよりさらにオトリが泳ぐ感じですね」
その泳ぎやすさを生かして、大岩のそばにオトリを導き、大岩の真横のオトリを止めづらい急流でオトリを止めると目印が躍った。
「軽い糸だけど、細いから流れが強くてもオトリの入りがいいし、流れに負けない。あと感度がいい。ピンポイントで止めたいときは、泳ぎすぎないように斜め前から軽く引っ張ってあげれば、ちゃんと止まります。この細さと強さ、そして、泳がせやすさは武器です。これはありですね」
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瀬肩から瀬の中段に釣り下りながら、岩の前や、対岸にある岩盤際など、オトリの入りづらい場所を中心に数を伸ばす前山。「ふつうの瀬やチャラ瀬、あるいはトロ場狙いに相性がいいオールマイティなラインですね」
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スローイングでダイレクトにオトリを送り込んだり、トロ場での泳がせ、瀬の引き釣りと、メタルラインとの感触の違いや強度、クセを確かめる前山。使用したのは、0.06号。
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休日明けの激戦区で、しかも渇水。瀬の流心は無反応だった。そこで立ち位置から15m以上遠くにある対岸にある浅瀬の白っぽい石の中に点在する黒い部分まで泳がせると鮎が追った。このパターンでテンポよく連発した。