エギングロッドの極致
全機種60g台
エギングロッド界最軽量クラスの60g台達成。
この軽さはもはや脅威!
そして異次元の感度の世界をとくと味わっていただきたい
自重60g台のエギングロッド。世界最軽量クラスの驚異の軽さを誇る。
だが、実は軽さそのものを目指したわけではなかった。われわれが追い求めたのは「究極(アルティメイト)な感度」。そのために余計なものを削ぎ落した副産物として、この軽さになったというわけだ。
究極の感度とは、どういうレベルか?
例えば、スナップとエギがカチカチと擦れる音が、手元まで響いてくる。着底した場所が岩なのか砂なのか海藻なのか、当たり前のように分かる。警戒状態のイカが触腕で軽くエギを押した一瞬の重みを感じることができる。今まではぼんやりとモヤがかかり、気付けなかった海中からのシグナルが、かつて体感したことのない圧倒的情報量で、クリアに、はっきりと手元まで伝わる。異次元の感度の世界を、ぜひ味わっていただきたい。
例えば、手に1㎏のオモリを持った状態で、さらに1円玉を乗せたとしよう。その1gの変化を捉えることは、なかなか難しい。今度は手に何も持たずに1円玉を乗せれば、重さを感じることは容易だろう。そのオモリが竿というわけだ。EGXアルティメイトの軽さがもたらすものは、そういうことなのだ。
ラインナップは全4機種で、すべてソリッドティップを搭載。これも感度を追い求めてのこと。
ソリッドは、実際にやってみるとわかるが、ラインメンディングがやりやすく、ラインやエギのポジションを、つねに感度を活かせる状態に持ち込みやすい。つまり操作性の高さは感度にも繋がるというわけだ。
だが一方で、超軽量ゆえ、強度を不安視する声もあるかもしれない。
メインマテリアルはTORAYCA®M40Xという弾性率40tの高弾性マテリアルを採用。従来の同弾性と比較して大幅に強度がアップしたものだ。
このマテリアルの採用により、強度を維持しながらより軽量なブランクを生み出すことを可能にしている。キャスティング·しゃくり·抜き上げなど、通常のエギングにおいて発生する負荷に対する強度は十分に搭載されている。
オールチタンガイド。ティップセクションにLDB、バットセクションはトルザイトリングKガイドを採用。糸絡みを軽減しつつ、キャストもシャクリでも、ブレのないシャープな振り心地を実現。
全層に高弾性マテリアルのTORAYCA®M40Xを採用。軽く振っただけでよく曲がり、そこから高弾性の反発スピードできれいなエギの飛行姿勢を保ちつつ、弾き出してくれる。
力まず、楽に投げていただきたい。
定石通りに、シャクって、止めて、では、なかなか釣れなくなった激戦区で釣るための新しい世界を切り拓くためのロッド。
荷重変化察知能力と反響感度性能をフル活用し、水中からの情報をより正確に、より多く収集した繊細なエギコントロールによるアプローチにおいて、EG Xアルティメイトは、より力を発揮してくれるものになっている。