圧倒的な飛距離、軽快に振り続けられるバランス、ダイビングペンシルを水面から跳ねさせずにダイブさせるティップアクション、ジグのスライドをコントロールできる張り。テストを繰り返しながら、理想を追求した。
極限の状況下において大魚を迎え撃つ
猛者がたどり着いたロッドのあるべき姿
ロックショアロッドに求められる性能とは何か? 飛距離、パワー、軽さ、感度、操作性、あるいは、アキュラシーだろうか。
ロックショアシーンの最先端において、未開の地へとおもむき、幾度も辛酸をなめてきたベテランのアングラーはいう。
「磯際・瀬際のファイトで腰を落とし、ブランクを立てきれるロッド。折れずに粘る強 靭なものが望ましい」
15㎏、20㎏のヒラマサとのファイトタイムを5分として、その半分以上の時間は瀬際での攻防となるが、ファイト性能をうたうロックショアロッドの存在は稀有であった。
ところで、どこまでも曲がり込み、耐え抜く究極の磯竿・アテンダーⅢの存在を知っているだろうか?
この竿を生み出すためにがまかつが特別にオーダーした最高強度のカーボン素材がある。これをふんだんに組み込むことで、アークフレックスRSは完成するにいたった。負荷が増すほどにみなぎる強靭なパワーと、どこまでも曲げることに躊躇のないベンドカーブは、従来のドラグを滑らせることでごまかすしかなかったファイトとは次元の違うやり取りを予感させる。
自己のレコード記録を塗り替えるべく、いつ訪れるともしれないバイトの瞬間を求めて永遠にキャストを繰り返す猛者にとって、アークフレックスRSは真っ向勝負で大魚を墜とす最上の選択肢となりうるであろう。