サーフに堤防、ゴロタ浜など
様々なフィールドでいろいろな魚を楽しもう
「シロギスはもちろんのこと、いろいろな場所でいろいろな魚が釣れるのが投げ釣りの魅力のうちのひとつ。ゴロタ浜や小磯のカサゴやアカハタだったり、防波堤から深場を狙ってみるとホウボウだったりヒラメ、マダイなんかも釣れたりします。そんな投げ釣りをもっと自由に楽しむ竿が、がま投スマートサーフです」
そう語るのは、がまかつ開発陣とタッグを組んだ林賢治テクニカルインストラクターだ。
普段はルアー釣りをしている人をはじめ、投げ釣りにあまりなじみのない人でも取り回しがいいように長さは3mで15号仕様と相まってライト感覚で使用できる。とはいえ、バットセクションには投げ竿としての強さと機能を十分に持たせているため、実釣テストでは130mほどの飛距離が出るなど、抜群の遠投力を兼ね備えている。
また、ゴロタ浜で根魚を釣るときは、掛けた魚が根に入らないよう沖から強引に引っ張るのだが、ルアー竿だとバットが負荷に負けてしまいがち。スマートサーフはしっかりとしたバットパワーがあるので、根に潜られることなく魚を寄せてくることができるのだ。
より快適に投げ釣りが楽しめるよう、竿先が、飛距離の出るチューブラータイプと、いままでの投げ竿にはない喰い込み重視のソリッドタイプの2機種をラインナップ。
「アカハタ釣りなんかで、アタリがあったときに喰い込ませてから合わせることができるんです。小さなアタリを取ってしっかり食い込ませられるのがソリッドタイプ。ルアーロッドとは違う利点があるよね」
6月下旬、林と静岡県熱海沖の初島や伊豆半島の宇佐美海岸で初夏の投げ釣りを楽しんだ。初島のゴロタ浜では、簡単にフック交換できるジョイントノッカーにサバの切り身を刺して狙うと、アカハタやカサゴ、オジサンなどが次々に喰ってきた。港の堤防では胴突き仕掛けでフエフキにアカハタ、ベラなどが。 そして宇佐美海岸では投げ釣りの定番ともいえるシロギスが小気味いいアタリと引きを楽しませてくれた。
「投げ釣りってね、本当に手軽にいろいろな魚が釣れますからね。スマートサーフで存分に、自由に楽しんでくださいね」