2人での介助を1人で可能に。
「サットイレ」なら介護者の負担を
大幅に軽減します。
介護の現場では要介助者の排泄支援が介護者の大きな負担となっています。トイレまでの移動支援から立ち上がり、着衣介助、着座の支援、見守りなど、最低でも2人での対応が必要になります。 忙しい現場でイレギュラーなタイミングで2名の介護者の手を取られるのは厳しく、長年の課題となっていました。そんな現場の一助になればと開発されたのが排泄動作支援機器「サットイレ」です。
介護者のメリット
負担減
最低2人の介護者が必要だった排泄が、1人でできますので時間と労力が軽減されます。介護者の体力的な負担もラクになります。
要介助者のメリット
残存能力の維持、向上に期待
支援されながらも自力で歩行が可能な要介助者向けの支援機器です。 少しでも歩くことで歩行能力の低下を防ぎ、向上が期待できます。
尊厳を守る
着座姿勢が安定しますので、排泄を見守る心配もありません。要介助者も一人でトイレを使えますので、精神的ストレスも軽減します。
負担減
自然な立ち上がり動作で、ゆっくりと立ち上がることで、頭頸部への負担が軽減します。
※データは厚生労働省 令和2年度「介護施設等における生産性向上に資するパイロット事業」報告書より。
「カーボンパイプ」でしなやかに身体を支える支持アーム
介助をする人と、介助をしてもらう人。
お互いのココロとカラダに優しいのが
「サットイレ」です。
毎日の介護の中でもトイレの利用は介助をする人はもちろん、介助をしてもらう人にとっても高いハードルとなっています。介助をする側は、体力的に負担が大きく、腰や大腿を痛めたという話もよく耳にします。
例えば要介助者が立ち上がるとき、頭頸部に負担がかからないような動線の再現や、機器を使って身体の動きを全て代替するのではなく、自立を支援することにこだわることで、運動機能の回復を促すようにする。更にはトイレで人に見守られることなく一人で排泄が行えることで、尊厳が保たれるなど、要介助者の気持ちに寄り添った支援機器となっています。
支援機器の開発はそのような介護者の負担を減らすためにと一般的には考えられますが、「サットイレ」の開発コンセプトはそこに留まりません。それは介助をしてもらう側の負担も軽減するなど、双方向に“優しい”をキーワードにしたものです。
排泄支援機器としては先発ですが、介助をする人と、介助をしてもらう人のココロとカラダに優しい支援機器に仕上がったと自負しています。そんな「サットイレ」は要介助者に留まらず、身体的な障害を持たれておられる方にもご利用頂けたらと思っております。
使用手順
- 1
- 操作スイッチで体幹支持具を下降させます。
- 2
- バックルを背中で留め、しっかりと締めます。
- 3
- 操作スイッチで要介助者を立ち上がらせます。
- 4
- 要介助者を便器方向にゆっくり回転させます。
- 5
- 操作スイッチで要介助者を便器に着座させます。
- 6
- 要介助者が排泄を済ませるまで退室します。
用途やニーズに合わせて選択可能です。
-
SAT 01
車イスからの移乗を可能とする旋回機構付き。
-
SAT 02
移乗後の昇降、姿勢保持に特化した固定タイプ(旋回機構なし)。
天井に工事不要な、
2つの材質から選べる設置用フレーム。
※工事することで、天井に直接設置することも可能です。
フレームは設置場所に合わせて
サイズ調整可能です。
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アルミ製 SAT-AF -
カーボン製 SAT-CF カーボンパイプは2種類のカラーからお選びいただけます。
動画で取り扱い説明
定格・仕様
販売名 | サットイレ SAT01(旋回機構有り)/SAT02(リフト機構のみ) |
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使用電源 | 交流100V 50-60Hz |
消費電力 | 161.4W |
一般的名称 | 排泄動作支援機器 |
質量 | 本体:約14kg / 旋回機構:約16kg |
外形寸法 | SAT01(旋回機構有り):高さ約34.5cm × 幅約55.2cm × 奥行約41.7cm SAT02(リフト機構のみ):高さ約21.0cm × 幅約55.2cm × 奥行約27.6cm |
製造国名 | 日本 |
※SATOILETは株式会社がまかつの登録商標です。 (特許登録6968309号)
製造販売元
株式会社がまかつ
〒677-0014 兵庫県西脇市郷瀬町417番地
新規事業部 KR事業課
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