全国各地区予選を勝ち抜いた選手にシード選手を加えた30名が魚影が濃いことで有名な千葉県柏市 清遊湖にて頂点を競い釣技をふるった。

気持ちの良い晴天の中でスタートした今大会。ここ数日、夜に雨が降り、冷たい水が流れ込んでいる影響で水温の変化が続いていた為、厳しい状況変化の中で戦略をいかに組み立てていくかが勝負の分かれ目となった。

各自がそれぞれの戦略を組み立て自分の力を信じて戦った結果、予選から各組にて全試合トップ通過してきた天笠 充選手が予選の勢いそのままに2.5時間で31.38kgという釣果で優勝。

G杯で過去にも、優勝1回、準優勝2回、3位にも3回入賞している指折りのトーナメンターだが8年ぶりの優勝だった為、今回は特に嬉しい表彰台となった。

【第40回G杯争奪全日本ヘラブナ釣り選手権 結果】

優優勝：　天笠 充（椎の木湖会場）

準優勝：　都祭 義晃（甲南へらの池会場）

第3位：　伊丹 信人（ひょうたん池会場）

◾️優勝者使用タックル

サオ：『がまへら千早』8尺

タナ：1m

ミチイト：1号

ハリス　上バリ：8cm

ハリス　下バリ：30cm

上鈎：『改良ヤラズ』7号

下鈎：『コム』4号、『A1 角マルチ』3号

◾️優勝者コメント

『自分が勝ち抜いて表彰台に上がっている姿を強くイメージして大会に臨みました。大きなトラブルもなく、イメージ通りの釣りが出来たことが優勝に繋がったのだと思います。今度は2連覇を目指して頑張りたいと思います。』