第43回G杯争奪全日本アユ釣り選手権
2020-12-09
楠本慎也選手が荒ぶる九頭竜で怒涛の攻めを展開しV2達成‼︎
「第43回G杯争奪全日本アユ釣り選手権」が、8月4〜6日、福井県九頭竜川で、全国各地の予選会上位入賞者など48人を迎え開催されました。
梅雨明け後、連日の猛暑の影響か九頭竜川は、ところどころでアユのエサであるアカが腐り、さらに25センチを超える大型アユが不意に掛かり仕掛けを飛ばすなど釣り人にとって厳しいコンディションの中、開催されました。
しかし、そこは百戦錬磨のトーナメンターたち。G杯独自の予選ルールである、規定数をそろえた選手から早上がりができる「早掛け8尾」を早々に達成する選手も続出しました。
そんな中、虎視たんたんとG杯2勝目を狙う九頭竜川予選選出の楠本選手が、順調に勝利を重ね、ついには決勝戦で釣友の谷川光之選手を破り見事に優勝。審査委員長でもある福田眞也さんらの3勝に次ぐV2を果たしました。
▪️大会結果
優勝 楠本慎也選手
準優勝 谷川光之選手
3位 田嶋剛選手
4位 藤井夢人選手
▪️優勝者タックル
●竿:がま鮎 パワーソニック 振抜急瀬9.0m
●ライン:複合メタル0.07号
●鈎:THE BOX G−HARD てっぺん7.5号、8号
▪️優勝者コメント
大型アユで有名な九頭竜川ですから、切れない丈夫な仕掛けで挑みました。
いくら数を釣っても、高切れなどでオトリを失っていては勝てませんからね。
決勝戦では谷川選手が入っていない筋を狙い、根掛かりを恐れずに大石などの際を“打って引く”を繰り返しました。そうしているうちにオトリが天然に変わった瞬間、ガツンときましたから、これはいけると確信しました。