【フィッシングDAYS】#66 カワハギ三銃士の競演 新作ロッドで尺オーバー連発
ロッド:エクシグナル カワハギ
3人の船カワハギ釣り名手が、それぞれに得意な釣りを具現化するためにプロデュースしたカワハギ専用竿が「EXSIGNAL・KAWAHAGI」シリーズ。タイプはゼロテンション、たるませなど横の釣りに対応させ、テクノチタントップを採用した「179SS(センシティブセンサー)」、全体に張りを持たせた高感度仕様で縦の釣りを得意とする「172AC(アクティブコンタクト)」、ゼロテンションから宙層までをカバーする「175AR(オールラウンド)」の3機種。「172AC」と「175AR」は高感度で知られるスーパートップ採用。自重は3機種ともに78g。
・カワハギ
国内では北海道以南から東シナ海まで生息する高級魚。厚い皮で覆われているが、料理の際などに皮が剝がしやすいことから付いた「皮剝ぎ」が名前の由来とされる。水中ではその場で定位して泳ぐ「ホバリング」をしながら、小さな口でエサを吸い込んでは吐き出す「咀嚼」を繰り返すことで、釣りの際にはアタリが出にくく、いつの間にかエサをかすめ取られることから「エサ取り名人」と呼ばれる。テクニカルな釣りゆえ、競技会での数釣り対象となっている。本来、旬は夏場だが、冬を迎えて準備のため、肝が肥える秋に人気がある。関東では禁漁期間を設けているエリアと通年狙えるエリアがあり、場所を選べばオフシーズンがないと言える。
・フィールド(神奈川県久里浜沖)
三浦半島と房総半島に挟まれ、東京湾の入り口に位置する久里浜沖は古くからの船釣り基地として知られる。四季を通じて様々な釣りが楽しめ、カワハギに関しては9~12月の最盛期はもちろん、年間オフなしで釣りが楽しめる。夏場にはアジやイサギ、タチウオ、カサゴ釣りなど、冬場にはアマダイやスミイカ、またシーズンに応じてマダイや青物釣りなど多彩な釣り物が控える。乗船場が駅からほど近く、出船時間もやや遅めの設定のため電車での釣りができるのもうれしいエリアだ。