【フィッシングDAYS】#81 山陰の人気釣法 進化するタルカゴ釣り

2023-12-04

フィッシングDAYS

・タックル

ロッド:がま磯 タルカゴスペシャル

鈎:A1 TKOA1 ボイルグレ

 

・アングラー:小島一文(フィールドテスター)

 

・ターゲット:ヒラマサ・マダイ・イサキ

タルカゴは沖へカゴと仕掛けを同時に投入する釣り。沖の狙ったポイントでダイレクトにマキエができるため、「フカセ釣りの距離を超えたフカセ釣り」と言える。そんな釣り方で狙えるのはヒラマサやハマチなどの表層近くを泳ぐ回遊魚がメーン。ヒラマサはブリに比べると体高が高く、やや平たい。黄金色のラインが直線状に入るのが特徴。また、遊動式のタルカゴのメリットでもある深いタナへ仕掛けを入れることで、青物よりも下層に潜むイサキやマダイ、グレと言ったターゲットも狙える。今回の舞台となった島根県宇竜の磯ではこれらターゲットが同じ磯でヒットしてくる。

 

・フィールド:島根県宇龍

全国的にも知られる出雲大社がある大社町は、市町村合併で現在の島根県出雲市の一部となったが、10月には八百万の神様が集まるとされ、他県では「神無月」と呼ばれるのに対して、この方面では「神有月」と呼ばれ、観光客が訪れる。時期を同じくして出雲大社のすぐ北西、島根半島の西端に位置する日御碕周辺の磯ではヒラマサの回遊が本格化し、磯釣り師の注目度も上がる。この日御碕周辺の磯が宇龍エリアである。日御岬のすぐ東に位置する宇龍からの出船で渡船区も広い。船釣りではケンサキイカやヤリイカなどのイカ釣りがつとに有名で、職漁としてのイカ釣り船も多い。磯では夏から秋のヒラマサに加え、マダイ、グレ(口太、尾長)、イサキ、チヌなど磯で狙えるターゲットは幅広く釣れるとあって人気が高い。ただ、冬場は荒れることが多いので、渡船は例年11月中旬で終了する。

 

がま磯 タルカゴスペシャル

A1 TKO