【フィッシングDAYS】#83 レジェンド猪熊博之が解説 久保野孝太郎上五島グレ攻略
2023-12-18
・タックル
ロッド:がま磯 アテンダーIII
・アングラー:猪熊博之(テクニカルインストラクター)・久保野孝太郎(テクニカルインストラクター)
・ターゲット:グレ
冬場を中心に今や全国的な人気ターゲットなった磯のグレ(メジナ)。国内の磯釣りで釣れるメジナの仲間は口太グレと呼ばれるメジナ、尾長グレと呼ばれるクロメジナ、数は極端に少ないオキナメジナが知られる。今回、久保野さんが訪れた米水津の磯では口太、尾長グレともに同じ磯で釣れる。水温が高い秋から初冬には尾長、冬の厳寒期には口太グレの活性が上がる傾向にある。年間を通じて磯周りに生息するが、釣りの対象となるシーズンは秋~春と初夏。特に冬場に釣れる「寒グレ」は白身ながら脂が乗って美味。
・フィールド:長崎・五島列島
長崎県長崎港から西へ約100kmに浮かぶ五島列島は、中通島、若松島、奈留島、久賀島、福江島の大きな5つの有人島から形成され、各島の周囲には大小さまざまな島々が点在し、変化に富んだリアス式海岸の地形もあって、釣りのターゲットも非常に多い。まさに釣り人憧れのフィールドとなっている。有名な釣りエリアとして、中通島の北に位置する小値賀島、宇久島、野崎島があるが、こちらは行政上は佐世保市、北松浦郡に属するため、五島市や新上五島町には入っていないことから五島列島からは除外されるが、釣りエリアとしてはこれらの島も含めて五島列島と称する。釣りでは特に島々が多いことから磯釣り場として名高く、グレ、イシダイ、クエなどの魚影がすこぶる濃い。島も多いので風が強い日でも風裏となるエリアが数多く存在し、それぞれに好釣り場があるため、釣行計画を立てやすいのも魅力。五島列島の釣り場へは、福岡や長崎からのフェリーで渡って島内の渡船を使用する以外に、平戸など本土からの渡船も数多く出ている。
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