【フィッシングDAYS】#87 三銃士が爆釣 和歌山加太沖でカワハギ

2024-01-22

フィッシングDAYS

・タックル

ロッド:エクスシグナル カワハギ 

仕掛:競技カワハギシリーズ

 

・アングラー:三石忍(テクニカルインストラクター)&鶴岡克則(フィールドテスター)&田中義博(フィールドテスター)

 

・ターゲット:カワハギ

国内では北海道以南から東シナ海まで生息する高級魚。厚い皮で覆われているが、料理の際などに皮が剝がしやすいことから付いた「皮剝ぎ」が名前の由来とされる。水中ではその場で定位して泳ぐ「ホバリング」をしながら、小さな口でエサを吸い込んでは吐き出す「咀嚼」を繰り返すことで、釣りの際にはアタリが出にくく、いつの間にかエサをかすめ取られることから「エサ取り名人」と呼ばれる。テクニカルな釣りゆえ、競技会での数釣り対象となっている。本来、旬は夏場だが、肝が肥える秋に人気がある。関東では禁漁期間を設けているエリアと通年狙えるエリアがあり、場所を選べばオフシーズンがないと言える。

 

・フィールド:和歌山・友ケ島周辺

和歌山・紀北の友ケ島周辺は、独特のビニールを使った疑似餌の高仕掛けが有名だが、こちらはマダイやアジ、青物などを狙う釣りで、マダイは周年狙え、「加太ブランド」として人気がある。近年では関西を代表する船カワハギの一大エリアとなっており、競技会なども行われている。カワハギのポイントは幅広く水深15m前後の岩礁帯から、30m以上もある深場、魚礁回りなどバラエティーに富んでいる。状況に合わせて腕を磨くのにぴったりとカワハギ釣り師が足しげく通い、シーズン中の週末などは満船の船が続出するほど。以前は加太港から出船する遊漁船が多かったが、近年は紀北を中心として、大阪府南部の基地からも出船する船が相次ぎ、友ケ島周辺でもポイント開拓が進んでいる。魚影は濃く、ポイントによって小型から尺(30㎝)を超す大型カワハギも釣れることから、どのサイズに照準を絞り対応していくのかが難しさとともに魅力となっている。

 

エクスシグナル カワハギ

競技カワハギ仕掛 速攻