【フィッシングDAYS】#92 藤原真一郎 in 瀬戸内 フロートで激流メバルを攻略
・タックル
リ グ:宵姫 Fシステムリグ
ワーム:宵姫エクボ2.2インチ
・アングラー:藤原真一郎(ラグゼプロスタッフ)
・ターゲット:メバル
春を告げる魚として「春告魚」と呼ばれるメバルは、冬の産卵期を終えて体力が回復した春から初夏が釣りのターゲットとしても本番。メバルは以前、1種類とされていたが研究の結果、現在は3種類に分かれている。それぞれに生息場所や摂餌行動などに違いがあるため、現在では釣り分けることも可能とされている。根魚の仲間に入れられるが、ガシラなど障害物に身を寄せる魚とは違い、障害物付近でエサを求めて浮いていることが多いので、釣り方もガシラとは少し異なる。
・フィールド:岡山・下津井
下津井沖には岡山県下から香川県に至る広範囲な海域に大小の島々が点在し地磯、独立礁、防波堤などバリエーション豊富な釣り場が並ぶ。そんな海域だけに潮が複雑、そして急潮な釣り場が多く独特の釣り方も発展している。特にチヌ釣りでは激流の中で浮かせて釣るような他のエリアではなかなか出会えないような釣り方が知られている。メバル釣りでも有名な釣り場で、磯場あり、防波堤ありとその時々で船長と相談して釣り場を選んで渡して貰う。当日上がったのは向笠島の北に位置する小さな磯である「イノコ島」。島の両サイドは潮が流れ出すと渦を巻くほどの流れになり、島でできる反転流エリアを中心に狙うのがメバル狙いの基本。