【フィッシングDAYS】#93 段底&浅ダナで攻略 早春のへらぶなを釣る

・タックル

ロッド:がまへら 幻将天

ロッド:がまへら 千早

フック:A1角マルチ

フック:ギガリフト

 

・アングラー:杉本智也(フィールドテスター)

 

・ターゲット:へらぶな

自然種としてはゲンゴロウブナだが、一般に養殖された個体をへらぶなと呼ぶ。体高のある個体を掛け合わせて品種改良したため、各地に現在も放流され、池や湖、管理池で釣れるへらぶなは体高があって、引きが強いとされる。「釣りはフナに始まりフナに終わる…」と言われる。これは初心者にも楽しめる反面、奥が深く、難易度が高い面を持つところから。季節によって、様々な食い方を見せてくれ、その時々で、繊細に釣り方を合わせていくことで釣果に差が出るため、競技会も多数行われている。

 

・フィールド:兵庫・猪名川町 天神釣り池

兵庫県河辺郡猪名川町の閑静な住宅街にたたずむ天神釣り池。住宅街の中とは言え、池の半分以上は山に囲まれているため、風には強い地形となっている。池の最深部は7m、釣り座によって9尺から30尺までの竿が使えるのも特徴で、地元を始め、各地からへらぶなを求めて通う釣り師も多い。桟橋はA~Jの10カ所があり、席数は200席を超える。へらぶなは25~30㎝をアベレージに大型のへらぶなも定期的に放流されていて、釣れるヘラブナは体高があり魚体のきれいな魚が多いのも魅力。また、池の中に設置されているドーム釣り場では、ホンモロコ釣りが楽しめるとあって人気。