【フィッシングDAYS】#94 沼島の死闘 南康史VSモンスター

・タックル

ロッド:がま磯 パワースペシャルFUKASEⅡ

フック:G-HARD・V2ヒラマサ

 

・アングラー:南康史(テクニカルインストラクター)

 

・ターゲット:コブダイ(カンダイ)

大型になると頭部に大きなコブが特徴で、その姿から「コブダイ」と名付けられたが、タイの仲間ではなく、ベラの仲間。小型のコブダイを見るとベラに似ていることがよくわかる。多くの地域で「カンダイ」と呼ばれる。大型になると1mを超す個体もいる。顎の力が強いのと硬い歯を利用してサザエなどの貝類や甲殻類をバリバリ割って食べる。頭部のコブは雄特有で、小型は雌、大型になると雄に性転換しコブが張り出してくる。ちなみにコブの中は脂肪が蓄えられている。

 

・フィールド:兵庫・沼島

南あわじ市土生の沖に浮かぶ沼島は漁師の島として知られ、黒潮の分流が当たり、年間を通じて海水温が温かく、様々なターゲットが狙える。本来なら釣りにくい低水温期である2月には、磯ではチヌの乗っ込みが始まる年もあり、イシダイなどの底物も狙える。また、ベイトが集まる地形であることから、青物の回遊も頻繁で、船や磯、防波堤から狙える。ショアの釣り場としては沼島港の沖に浮かぶ一文字と島の周囲に点在する磯場がメイン。船釣りでは温暖な海域だけに、他のエリアに比べて成長の早いアオリイカのティップランフィールドとして知られるほか、カワハギやアジ、マダイはもちろん、年末には風物詩ともなっているサンバソウ(イシダイの若魚)狙いが有名。釣り船や渡船の多くは沼島から出船して土生港へ迎えに来てくれるスタイル。ちなみに沼島へは定期船で渡ることもできる。

 

がま磯 パワースペシャルフカセ2