【フィッシングDAYS】#97 人気上昇中 淡路室津沖カットウフグ

・タックル

ロッド:KTフリーク

仕掛:F1カットウ鈎

 

・アングラー:三石忍(テクニカルインストラクター)&田中義博(フィールドテスター)

 

・ターゲット:ショウサイフグ

カットウ釣りのメインターゲットがショウサイフグ。体表面には棘がなくすべすべとしているほか、背の部分には褐色や黒色の斑紋があり、尾鰭の下部が白くなっているのが特徴。食味はトラフグには劣るとされるが非常に美味しい。ただし、卵巣や肝臓はもちろん、皮や腸、鰭にも毒を持つので、基本的に身の部分だけを食べる。釣り宿では調理師免許を持った船長もしくは提携の魚屋などで釣ったフグを身だけにしてくれる(身欠き)ので調理が非常に楽。刺し身(てっさ)やてっちり、から揚げ、焼きフグなど様々な料理で食すことができる。関西では冬の釣り物のイメージが強いが、実は年間を通じて狙うことができる。

 

・フィールド:

淡路島の中央付近、瀬戸内側に面するエリアの一つ、室津沖は古くから数少ないフグをターゲットにした船宿があるエリア。カットウ釣りの歴史は浅いが、古くは天びんを使ったフグ釣りで知られたエリアでもあり、ショウサイフグの魚影は非常に濃い。比較的浅い砂泥底のエリアに、魚礁や天然の岩礁が点在するほか、海苔の養殖も盛んで海苔棚が多く設置されている。これがストラクチャーとなり、フグなどが集まる海域を形成している。フグのほか、カワハギやマダイなどの魚影も濃いところで、人気上昇中。

 

KT フリーク

F1カットウ鈎