【フィッシングDAYS】#107 キロアップを狙え アオリイカヤエン釣法

・タックル

ロッド:がま磯アルデナ 1.25号

フック:鋭刀ヤエン・鬼攻め/ヤエンのエサ掛鈎Ⅱ

・アングラー:酒本直樹(フィールドテスター)

 

・ターゲット:アオリイカ

イカの王様と呼ばれるアオリイカ。1年で一生を終える年魚で、春の大型、秋の数釣りが2大シーズン。地方によりミズイカ、モイカ、バショウイカなどと呼ばれる。近年、アオリイカにはシロイカ型、アカイカ型、クワイカ型の3タイプが存在することが分かった。黒潮域で狙える超大型の「レッドモンスター」と呼ばれるアオリイカはアカイカ型。味は申し分なく、押しも押されもしない高級素材である。古くはヤエンでの釣りは春の大型アオリイカ狙いに限定されているイメージがあったが、近年は生きたアジを泳がせることで晩秋の中型アオリイカもヤエン釣法の対象となっている。

 

・フィールド:三重・古和浦&迫間浦

三重県の鳥羽から南に向けては入り組んだ湾が多いリアス式海岸となっている。奥深い湾が続き、湾内は波も穏やかなことから、古くから養殖の盛んなエリアで、釣りに関しても筏や磯からの釣りが盛ん。特に古くから湾内にはチヌが数多く生息し、そのサイズも大きいことからチヌかかり釣りのポイントとして知られているが、近年はアオリイカも多いことから、筏や磯、ボートからのアオリイカ釣り場で有名。南伊勢町の南部に位置する古和浦湾も筏釣りで知られたフィールド。チヌは古くから50㎝を超す年なしの聖地として有名で、筏へ足しげく通う釣り人も多い。近年は秋から春のアオリイカ狙いの人が激増している。南伊勢町の北部に位置する迫間浦は大きな五カ所湾の中の西側にある湾でこちらも古くからチヌかかり釣りの名所であり、近年はアオリイカ釣りでも知られる存在となっている。

 

がま磯 アルデナ

鋭刀ヤエン 鬼攻め

ヤエンのエサ掛鈎2(タテ管式)