【フィッシングDAYS】#117 沖の島&柏島 北村憲一が四国の名礁 尾長グレ狙い

2024-09-03

フィッシングDAYS

・タックル

ロッド:がま磯アテンダーⅢ 2号-5.0m

フック:A1-Mシステム Type尾長くわせ

 

・アングラー:北村憲一(テクニカルインストラクター)

 

・ターゲット:尾長グレ (クロメジナ)

日本近海の磯釣りで釣れるメジナ(グレ)の仲間は、口太グレ(メジナ)、尾長グレ(クロメジナ)、ウシグレ(オキナメジナ)が知られる。もっとも身近なターゲットしては口太グレがつとに有名だが、口太グレよりもさらに大型になり、引きも強いことから憧れとなっているのが尾長グレだ。口太グレよりもやや南方系の魚種。尾長グレはエラブタの縁が黒い点や、鱗に黒い斑紋がある点、尾ビレの上下先端が尖り、切れ込みがある点などで口太グレと区別できる。口太グレに比べると、歯が鋭く、鈎を飲み込まれるとハリスを切られることが多くなるなど、ヒットさせてからの取り込みもテクニカル。

 

・フィールド:高知・沖の島&柏島

言わずと知れた大型尾長グレの聖地が沖の島、鵜来島は宿毛市の南西に浮かぶ有人島。磯のグレ釣り師の夢であり憧れとなっている60cmオーバーの尾長グレが釣れるフィールドとして知られるが、口太グレの魚影もすこぶる濃く、尾長グレだけではなく口太グレの釣り場としても人気は高い。実は釣り以外でも観光地としての知名度も高く、自然を満喫できるアトラクションが点在する。釣りでは宿毛市片島港から磯渡しの渡船を使用して各磯釣り場へと渡るが、観光では定期船も就航しており、島内での宿泊もできる。出船地は離れるが、釣り場として沖の島エリアとほど近い位置にあるのが柏島。こちらはどちらかと言うと大型、良型の口太グレ釣り場のイメージが強いが、数少ないながら尾長グレが狙える磯が点在する。尾長グレなら50cm級といったところ。柏島は透明度の高い海域で知られ、スキューバダイビングやシュノーケリングで訪れる観光客も多い人気のレジャースポットとなっている。

がま磯 アテンダー3

A1 Mシステム タイプ 尾長シリーズ