FRESH WATER

転進先は吉と出るか。

2021-06-30

渓流

望月竜也

釣行日2021年6月26日 場所長野県佐久市千曲川

釣果

ニジマス53cm、ヤマメ17cm

6月26日早朝、利根川へ向って車を走らせていたが途中で水位を確認すると夜半に降った雨で増水している事が判った。
急遽転進を考え向かった先は長野県佐久市の千曲川、その昔渓流釣りに傾倒し始めた頃に上流部には何度か訪れた事があるが本流のフィールドとしては未踏の地である。
現地のコンビニで入漁券を購入、入れそうな場所を探しながら車を停め河川を確認すると水量はさほど多くないものの濁っているのが確認できた。 中流部を2ヶ所探るが魚信は無し、濁りも気になったが川底にたまった泥に不安を覚える。


濁りを避けようと上流へ移動しつつ確認すると支流の抜井川から濁りが出ていた、少しでも条件が良いだろうと思われるエリア最上流へ入った。
ここでは釣り人の姿が見えたので挨拶して状況を聞く、空いている下流側へ入りたいと伝えると了承してくれたが、入ろうとしたポイントは時間が空いたものの投網を打った後だと教えてくれた。
それでも下流よりは確率が高いだろうと竿を出す、クロカワ虫をハリに差し、流れの筋に沿って流すと微かに感じられる魚信が出たが、その後は沈黙、餌をピンチョロに換えても口先だけで咥えるような魚信があったのみ、ハリスも1.0号から0.6号、最後は0.4号まで落としたが結果が出ないのは相当警戒しているのだろう。
このポイントに見切りを付け再び移動、更に下流への投網師が入っていないだろうと思われる区間へ入るも先行者の足跡がしっかりと残っている、それでも瀬を探ると微かな魚信で小型のヤマメが顔を出した。


歩を進め本命の深トロへ向かうが一足先に入った同行者は魚の気配が感じられないと言う。 流れ込みから深トロを川虫で探るも魚信はない、トロの中程に沈み石だろうか根掛かりする場所がありハリをロストしてしまう。
ハリ交換しながら沈み石周辺には魚が着いているはずと狙いをしぼり、餌もミミズに付け替えオモリ交換しながら棚を合わせ再び根掛かりしないよう慎重に沈み石回りを探る。
フワッとした流しになるよう調整すると数投目で目印が上下にフワフワと動く変化が出た、 聞き合わせて乗った事を確認したあとは魚に付いて上流下流へ、なかなかの手応えに直前に根掛かりで伸ばしてしまった仕掛けだった事を思い出し慎重なやり取りに徹する、がま渓流本流スペシャルⅡS80のポテンシャルを信じて落ち着いて魚をいなし続けること数分、観念した魚体を引き込み無事にタモ入れ完了。ずしりとした重量感ある魚体は体高もあり尾びれがとても大きな53cmニジマス、会心の一尾に早朝からの運転疲れも吹き飛びます。
楽しませてくれた魚に感謝し写真を撮った後は優しくリリース、今回も良型との出会いを運んでくれた竿に感謝しつつ納竿しました

タックルデータ

ロッド

がま渓流 本流スペシャルⅡ S80

がま渓流 本流スペシャル H90-95

がまかつ ナノアマゴ 7号

マスター渓流 7~7.5号

ライン

フロロカーボン0.4~1.0号(オモリ G4~3B)

エサ

ミミズ、ブドウ虫、クロカワ、ピンチョロ

望月竜也の関連レポート

渓流の関連レポート