FRESH WATER

仕掛けのマッチで数を伸ばす。

2022-02-18

ワカサギ

望月竜也

釣行日2022年2月12日 場所山梨県南都留郡精進湖

釣果

ワカサギ 7~13cm 468尾

2月12日にGFG会員の内藤君と富士五湖の一つ精進湖へ釣行した。
年明けから湖面に氷が張り、出船出来ない日が続いていたが数日前から氷が薄くなりボート屋さん(金風荘)がポイントまでの経路を作り、

釣りが可能となった言う情報を得ての釣行。
しかし精進湖までの道中にある気温計は-10℃と表示され厳し冷え込みは続いていた。
最初に入ったのは「中央ロープ」と呼ばれるポイント、魚探を入れたが、ほとんど反応は無い状況。
周囲は氷が張っているため移動は諦めてボートを固定(湖面近くにロープが張ってあり船を固定出来る)、竿を出したがラインやガイドが凍ってしまい仕掛けを下ろすのも一苦労だ。
この日のパターンをつかむため仕掛けは右手に「ワカサギ王 1号」、左手に「桧原湖 1号」で様子を見る。
どちらの仕掛けも掛かるのだが、魚は底付近を離れないようで下のハリにしか掛からない状況。
なかなか入らない群れに苦戦しながら時間だけが進んで行く。 11時を過ぎた時点で27尾と1束に届きそうにないペースに焦りが出るが、誘いのパターンを変えても餌を小まめに換えても状況は変わらない。
金風荘のご主人が巡回に来てくれて苦戦を告げると「藤蔵ロープ」で出ているので場所を換えるよう薦めてくれたので内藤君と共に移動。
「藤蔵ロープ」に 移り先に入っていた方に話を伺うと一本竿で70尾以上掛けているとの事。
早速ボートを固定して魚探を覗くと底にべったりの反応がある。
ここで右手側の仕掛けを変更、ハリ間が狭く全長も短い「桧原湖」の1.5号にして扱いやすく、棚も合わせられるようにした。
どうやらポイント変更が「吉」と出たようで、群れも入り2連、3連と掛かり、時には4連もあって数を伸ばす事が出来た、 餌交換の回数を増やし、常に仕掛けが下りているように注意して、群れが離れないように工夫していたが途中群れの入らない時間もあり、終了時間で468尾と5束には届かない釣果。
ポイントでの釣果の違いは湖面の氷に雪が積もり、氷の下が暗くなったのでワカサギが隠れてしまうためで、「藤蔵ロープ」は積雪近くにボートを係留することが出来たので群れが入りやすく釣果に繋がったと考えられる。
これから気温の上昇とともに氷も溶け、魚の活性も上がるだろう、雄大な富士山をバックに精進湖のワカサギ釣りを楽しんでは如何だろうか。 と
精進湖のワカサギは味も絶品で4月半ば(年によって違う)まで楽しめる、とは言え標高が高いので釣行の際は防寒対策をしっかりとして頂きたい。

タックルデータ

ロッド

がまかつ 

桧原湖1.0~1.5号 ワカサギ王 1.0号

ライン

PE0.2号 オモリ 3.5~6.0g

エサ

紅サシ

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