SALT WATER

50UPも夢じゃない!のっこみ終盤のフカセチヌ(島根県益田市)

2023-04-21

磯(上)

藤井夢人

釣行日2023年4月17日 場所島根県益田市波止

釣果

チヌ48.5cm〜40cm 3枚

のっこみチヌ終盤。

今年は少し早めから始まったのっこみチヌも終盤を迎えてそろそろ終了。
シーズン中は朝から夕方までポツポツと釣れ2桁も狙えるが、4月に入ってから釣れる個体は腹パンだが時合いに数枚釣れる程度になってきた。
また水温の上昇とともにシマフグも増えてきて、サシエがチヌに届く前にハリごと取られる始末。

4月17日、少し波気がありウネリも大きかったので安全を考慮して足場の高い波止へ仲間と行き10時から竿を出しました。濁りもあり気配は十分。

開始して数投、エサがそのまま付いて上がってくる。しかし30分過ぎたくらいからハリがなくなる時があり、よーく海を見ているとシマフグが出現している。数が増えると毎投ハリを取られてしまうのでフグが増える前にチヌを釣らないといけない。そんな中、仲間にヒット。強烈な走りをいなしタモに収まったのは50cm近い厚みのある太いチヌ。しかし自分にはチヌが釣れる前にフグが増えて午前中はノックアウト。

昼からは足元にチヌ用のマキエを撒いて沖にフグ用のマキエを撒く作戦。

足元にマキエを撒き続けているとフグの下に黒い影が見えたので沖にマキエを撒く、フグが沖に向いて行ったらすかさず足元にサシエを落とす。仕掛けが馴染んでしばらくするとウキが沈んで行く。合わせを入れると確かな重量感。一気にポットへ向いて走るが竿を溜めて耐える、しかしポットを回りそうになったので糸を出し軽いテンションで沖に出るまで待つ。テンションを抜いてもスパイクチヌがガッチリ掛かっているので抜ける心配はない。魚がポットの沖に出ていったので竿の弾力で寄せて、タモへ誘う。綺麗な腹パンチヌ。
フグとの駆け引きで勝利した貴重な1枚。

それから30分後に同じパターンで1枚追加し、小型スズキも釣れて納竿しました。

これから地元のチヌ釣りは厳しいシーズンになりますが、山口、広島、岡山の瀬戸内ではのっこみ最盛期になるので、GWに皆さん足を運んでみてはいかがでしょうか。

タックルデータ

ロッド

がま磯チヌ競技スペシャルⅣ 06-53

スパイクチヌ 2号、3号

ライン

道糸1.5号 ハリス1.5号

エサ

マキエ、生3キロ1枚 集魚剤3袋 サシエ、オキアミ生 練り餌

藤井夢人の関連レポート

磯(上)の関連レポート