FRESH WATER

【渓流】 尾関富由 (岐阜県白鳥町 牛道川)

2014-03-09

渓流

尾関富由

釣行日2014/03/07 場所岐阜県白鳥町 牛道川

釣果

アマゴ 15~22cm 21匹、イワナ 17~26cm 10匹、ニジマス 18~50cm 2匹

郡上の渓流も解禁から3週間が立ち、2度のまとまった雨があり雪も少なくなり渓魚の活性も高くなっていると思い牛道川へ出掛けた。

現地に着くと、道路の温度計は-6度。地面には薄っすらと雪が積もっている。なんか期待はずれ感があるが、早急に釣り仕度をして川に入いる。水温は4度と少し厳しい水温だ。とりあえずは大きめの落ち込みで2〜3匹釣ろうと思い、ハリに付けれるだけのイクラを付けポイントに投入してエサ切りして、ハリにイクラを2粒付けて流すとすぐにチビアマゴが釣れるがリリース。

3匹リリースした後にエサをミミズに変え流すと少し重いアタリがあり合わせると、22cmのイワナ。もう1匹と思い粘るが後がなく釣り上る。

その後はポイント毎には釣れて来るが、リリースサイズが多い。3時間ぐらい釣り上ったころに水深のある流れ込みがあり、数が出そうな場所に見える。

下流側から丁寧に釣るが、20cmのイワナ1匹釣れたが後が続かないのでBのオモリに5Bを追加してキンパクの2匹掛けで流れ込みの両側を数回流す。目印が止まるアタリに合わせを入れると、凄い重量感が伝わって来る。0.3号のラインでは耐えられないと思いながらのやり取りで、水中で見えた魚体は45cm位の虹鱒。これはヤバイと思った瞬間ライン切れ。

仕掛けを作り直し再度流すが何もアタリが無いのでこの場をあきらめ上流へと進む。相変わらずリリースサイズの魚が多く、アタリもシビアだ。水温が低いせいか、イワナが3割ほど混じる。エサの食いはキンパク、ミミズが良く、食込みはミミズの方が良い気がする。

11時ごろからはアタリも明確に出るようになり、浅い所でもよくアタル様になった。しかし、釣れる魚はまだ土色でビクの中へ入れて置くとサビてしまう。まだ少し早い感じがする。川の周りが少し開け集落の中へ差しかかった頃、ぽっちゃりとしたアマゴが連続で釣れ気分がいいが、時折横殴りの雪が降る天気となり、午後1時もすぎたころにはビクの中には30匹ぐらいになり、エサも残りあと少し。

2~3匹釣ってやめようと思い振り込むと、ゴッゴッのアタリに合わせるとなんと根掛りのような感じ。竿は弓なりになり魚は石の下へ入って行きライン切れ。2度も同じ失敗をしてしまった自分がなさけなく思えた。しかし、また0.3号のラインを張り同じ所に入れるとすぐ当り。慎重に寄せて陸に上げたのは32cmのイワナ、少し痩せていたのでリリース。そして、同じ所を流すと2回目にまたアタリ。合わせると、先程と同じ強烈な引。言うまでもなくすぐライン切れ。腹立たしいのに加え、腹が減ったので遅い昼飯にする。

おにぎりを食べながら考えているとどうしても先ほどの魚を釣りたくなり、2度ある事は3度ある。と思い0.8号のラインを張り。ハリは、ハイパー渓流8号を結ぶ。30分場所を休ませ、ミミズを5匹房掛けにして振込みゆっくりと流すとすぐにアタリがあり、十分送り込んでしっかりと合わせを入れるとハリ掛り。下流へ走られないよう注意しながら引に耐え、3分位のやり取りで弱った時に浅い所へ誘導する。手で陸にほうり上げキープしたのは、ヒレピン50cmのレインボー。ロの中には先程切られた2本のハリがあり、2本ともラインが少し付いていた。オモリ又は、石ズレで切れたを思われる。

なんか変な達成感で力も抜け、エサも残りわずか。あと3匹釣れたら終了と決めて再度0.3号のラインで釣り始めると、すぐ3匹釣れてしまい終了とした。

郡上のまだ雪のある渓は、今後2回ほどのまとまった雨があれば良いコンデェションになる思われる。

タックルデータ

ロッド

がま渓流 幻我 源流 5.1m

ナノアマゴ 6号 7号ハイパー渓流 8号

ライン

ライン 0.3号 0.8号、オモリ B~5B、目印 みえみえ目印 オレンジ、エサ キンパク ミミズ イクラ

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