FRESH WATER

【渓流】冨田真規(岐阜県 郡上市)

2017-08-10

渓流

冨田真規

釣行日2017/07/29 場所岐阜県 郡上市 長良川支流吉田川

釣果

アマゴ 24cm〜30cm 3匹

暑いですね…。何してても暑いのですから、やはり釣りに行かねばなりません。

そんなこんなで、ホームグラウンドの長良川水系に出かけてきました。今回目指すフィールドは大支流の吉田川。超人気スポットの石原堰堤が目指すポイントです。

今年はサツキマス戦線が大不調。しかも川は鮎を狙う釣り人が満開です。「人気ポイントも本流は閑古鳥のはず」との楽観的な見通しで倶楽部同僚の友人を誘いました。当日は4時に現場で待ち合わせたのですが、なんと滅多にやらない朝寝坊をしてしまいました!集合時間に自宅を出発した私が友人と合流できたのは5時半少し前。しかし何とか私の釣り場もありそうです。渇水にあえいでいた流れも数日前のまとまった雨でなんとか本来の瀬音を取り戻した様子です。これなら期待できるかも。

いざ釣り座についてみると残念なことを一つ発見。このポイントには立ち込めません!一刻も早く水に浸かりたかったのに!

仕方ありません。右岸の岩盤の上から瀬の芯を狙います。仕掛を送るとほぼ必ずアタリがあって、木端アマゴや小ウグイが顔を見せてくれるのです。しかし、これでは本命までエサが持ちません。脇流れのトロを丹念に攻めていくと抑え込むアタリ。元気な手応えとともに28cmクラスがようやくタモに収まりました。

その後もアタリは続きますが、これでもかと続くキーホルダーサイズの総攻撃に閉口した私は友人に場所を変わってもらいました。堰堤直下の深みを攻めると、あっという間に24cmが飛び付いてきます。

「何してたの?」
優越感も束の間、すぐに木端アマゴの入れ掛かりに逆戻り。

そうこうしているうちに時は過ぎていきます。所用で9時には納竿するつもりでした。お日様に首を焼かれて耐えられなくなってくるのもこの時間。「どのみちここまで」と、最後の一投を堰堤からの流れ出しに送り込みました。

仕掛けが流れに吸い込まれ、真正面を過ぎる所で目印が消し込まれました。あおった竿には確かな重みがあります。隣で見ていた友人は
「18cmくらいですか?」
失礼なことを。こいつはなかなかの大きさです。がま渓流 本流スペシャル P 7.5mが美しい弧を描き、何回かの締め込みをいなしてくれます。タモに収まったのはジャスト30cmのナイスサイズ。夏アマゴの美しさを堪能して元の流れにお帰りいただきました。

川から上がる私の背中にミンミンゼミの大合唱が降り注ぎます。あと少し、あと少しと後ろ髪を引かれるのは毎回毎年のこと。思えばあと2月足らずで今シーズンも終わってしまうんですねぇ…。

タックルデータ

ロッド

がま渓流 本流スペシャル P 7.5m

T1 マスター渓流 7.5号

ライン

ライン 0.8号、ハリス 0.8号、オモリ 3B〜5B

エサ

ミミズ、イクラ、ブドウムシ

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