SALT WATER

【磯(底物)】稲垣喜久二(三重県 度会郡)

2013-08-20

磯(底・大物)

稲垣喜久二

釣行日2013/07/21 場所三重県度会郡南伊勢町方座浦

釣果

石鯛 68cm 5.3kg、他2匹

7月21日 連日の猛暑の中、大型石鯛を求め南伊勢町方座浦の磯にGFGメンバー3名とウニ60個を持って向かった。

私たち4人は、沖磯まわりに一人ずつ別々に上がる。

出船は6時なので、辺りはスッカリ明るくなっていた。

私は、沖から2番目の島に上がり、船着きから反対側の南西方向の少し高い所に釣り座を決める。

釣り座の前に薄く沖に伸びた底根が見え、右側も磯際から棚が島の先端部に伸びている。

根ズレを考え、底根の左右から沖を狙うことにする。

初めての磯なので、オモリだけで100m投げて扇状に探る。沖は起伏が少なく50m付近から底根とカケアガリはあるので50mから手前を狙う事にする。

第1投目、トゲを刈った直径6~7センチのウニを口が下にくるように2個付けて60m付近に投げ入れて47mのカケアガリに引っかけるイメージで置く。

竿先にアタリは無いが、10分後に上げると2個のウニが穴を開けられている。餌取りとしては微妙な感じ?(食い気のない石鯛かも潮が来れば)新しく2個付けのウニを底根に引っかけ、5m後ろで次の餌の準備をする。

やや水平より高めにセットした竿を見るとコツンと竿先が揺れた後に、竿先が沖向きに伸びていき緩めのドラグが少し出た。

駆け寄り、道糸と共に竿を握り大きく合わせる。

レギスIIが大きく弧を描きゴンゴンと頭を振り抵抗している事が竿に伝わる。

底根が伸びているので無理はせずに、竿を立てて弱るのを待つ。

と、同時に取り込みの楽な右の低場に移動してリールを巻き取る。

2度、3度締め込みはあるが、10m迄寄ってきて白い大きな魚体が見えた。デカイ!!

更に慎重な取り込みに心がける。 磯際まで行き、最後の締め込みも難なくかわす。更に、右の低い所に行き波に乗せて磯にブリ上げる。

オー!!ええ型やん!!

ワイヤーが手に食い込み、痛いのを我慢し、小さなタイトプールに入れる。

65cmを超えた良型のメスの石鯛に 満足!満足!

時間を確認すると7時半。

道糸を確認すると3m程少し擦れていたが、気になるほどではないが大事をとり擦れた部分を切り取り、再スタート。

始まったばかり!今日はまだまだ釣れるぞ!と調子に乗る。

30分後に44cm、11時に53cmを追加した。

同行の小久保氏も54cmを釣っていた。上出来の釣行となった。

竿は、リーズナブルなレギスII遠投であったが大型石鯛を難なく寄せる事が出来た事から出来の良さを感じられた。 ハリも、手持ち石鯛の16号(首振り)と小さめであったが全てカンヌキをとらえていた。カカリの良さを確信できた。

タックルデータ

ロッド

がま石 レギスII5.4m遠投

手持石鯛16号

ライン

道糸 20号、ハリス 38番40cm (天秤 自作、オモリ 6角45号)

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