SALT WATER

【磯(底物)】稲垣喜久二(三重県 度会郡)

2014-07-19

磯(底・大物)

稲垣喜久二

釣行日2014/07/17 場所三重県 度会郡 南伊勢町 方座浦

釣果

石鯛 56cm 57cm 2匹

暑いから釣りに行かないなんて、石鯛釣りは暑いときこそチャンス。

1級ポイントには入り放題!暑さはパラソルの下なら涼しい?し、魚は釣れる。という事で、昨年も良い思いをしている方座浦に行ってきた。

船長曰く、今年の状況は悪く50cm台が1匹釣れただけのようで、

「稲垣さん頼むわー!!・・・・・・・・・・・1匹釣ってやー!!」

「任せなさい!!」

と冗談半分で返答した。

例年7月の釣果(ノッコミ期)が群を抜いているので遅れ気味のノッコミの魚も入っているはずだ。木曜日でもあり、底物客も5人で、希望した横島も一人で入る事もできた。昨年同様、正面向きに50m付近から根があるので、根の向こう側のカケアガリにウニの2個付けを引っ掛けると48mに落ち着かせる。釣り人が入っていない事もあり餌取りはない。迷わずに2本竿にする。潮は、沖から足元にあたり、左の黒島に向かい流れている。

潮が動く事は良い事で、潮に乗ってノッコミ石鯛が根に来るはず!餌取りのない状況は、9時半まで続く。右側の竿先(がま石 Z1 遠投H 5.4m)にバ~ンとウニに食らいつく石鯛のアタリがきた。間合いを置かずに、ズシューと水平にかまえた竿が伸びて戻る大事をとり、すかさず手持ちにして、道糸をリールから3m程、竿を横に構え引きだした。と、直ぐに竿ごと持っていくアタリがきて、道糸と竿が一直線になりアワセを入れた。ゴンゴンと頭を振って抵抗し、少し巻いたところで根に張りつかれた。直ぐにリールから糸をだし、石鯛への抵抗を抑える。直ぐに巻いて間合いをつめたいが、再びリールを巻くことなく根に・・・こんなことは日常茶飯事!!絶対上げる!!慌てることはない!!

長期戦にそなえるべく、時合いと考え、もう一方の竿(がま石 グランドバーサス遠投5.4m)の餌を付け替え投入する。10分後に同じようにバンバン、スースーと竿の元まで伸びる。すかさず手持ちにして斜めに構える。と、同様にズシューグイグイと竿を持っていった。少し強引に竿を立ててごり巻きすると白くギラギラ光る魚体が確認できた。難なく波に合わせてブリ上げると、55cm越えの島目も鮮やかなメスに満足。

タイトプールに魚を入れる、すぐにもう一方の竿がズシューと突き刺さる。再びリールをごり巻きするが、またも根に・・・、そんな事が3回あり、30分後に浮かす事ができた同型の銀ワサ!に満足。

石鯛は根に入らない!!鈎に石鯛が付いていれば獲れる!!30分でも1時間でも待てばモノにできる。じっくりと待とう。暑いが磯に行こう。

タックルデータ

ロッド

がま石 グランドバーサス 遠投 5.4mがま石 Z1 遠投H 5.4m

手持ち石鯛17号

ライン

道糸20号、テンビン遠投自作、オモリ6角50号、ハリス ワイヤー37番19本撚り30cm

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