釣果
オキメバル 25cm〜41cm 64匹、ノドクロ 23cm〜29cm 3匹
花冷え、朝夕はまだ肌寒さを覚える今日このごろ!
ここ丹後半島の海も穏やかな顔を徐々に見せ始め、身が締まり脂を乗たせた魚達との出会いが始まる。今回は、京都府宮津市大島に出船基地を置き、今年の3月から、大型新船を導入、京都宮津沖で根魚を釣らせてくれる船宿と言えば、新幸丸の宮立建司 船長である!
この時季の宮津沖の浦島グリの狙いは、なんと言っても沖メバルやシロソイ等の根魚達である。水深110〜150m海底からの魚信は春を告げる合図だ。
この日は、本紙野球評論・プロ野球解説でもおなじみの田尾安志さんと“爆釣”を目指し気合いを入れて望んだ!・・目標は沖メバル 20匹以上に、35cmオーバー越えだ(田尾さんとの釣行は、毎回、竿を出す前にその日の目標を決める.)
午前6時過ぎに養老魚港を出船した。1時間半あまりで、目指す浦島グリに到着、宮立船長がスパンカーを張って船を立てる。田尾さんは右舷前に私は左舷艫に釣り座を取る。
使用竿は、CHANNEL MARK! 使用錘100〜120号なので80号・竿の上げ下げで、幅広い誘いを掛けるため2.7mをチョイスした。
午前7時過ぎに、船長の「水深110m!」の合図で釣りを開始した。
胴突7本鈎の仕掛にホタルイカを刺す(足ばかり取られる時は、胴を外し目の間に鈎を抜き刺す)又イカの短冊・カタクチ鰯・サバの切身が今回のエサ。錘から仕掛が重ならないように投入。
まずこの釣りの注意事項として、1つに仕掛の投入がある。船長の合図で一斉に仕掛を入れたとしても、100m以上の水深で、潮・風の影響をうけて糸フケが出過ぎると、オマツリの原因になるので仕掛の落とし込みは、スプールにブレーキを掛けながら、廻りの乗船者のラインの出方と自分のラインが交差しないように注意する。再投入時も廻りのラインを見ながら投入。
錘が着底したら、底ダチをしてゆっくり竿先を上げて誘い、誘い上げた分を、竿先を海面まで戻しながら巻き取り底から5~6m(仕掛が6m程なの海底から12m程)タナを探るアタリが無ければ、底まで誘いながら戻し、繰り返す。
底〜4m誘い上げたところで、明快なアタリだ・・そのままゆっくり巻き上げ追い食いを誘う!この日の初顔は30cmオーバーの良型の沖メバルがダブルで参上してくれた。
この日の沖メバルは活性も良く良型揃い。風・潮とも穏やかで、ポイントの狭い沖メバルには、好条件だ。ポイントを水深130mに移動、沖メバル五目ムツ・メヌケ7本仕掛にエサ持ちの良いイカの短冊(巾≒1cm・長さ≒5cm)を7本鈎に掛け投入。着底手前で、ブレーキを掛けると、ゴツゴツとアタリが着底前に出る。聞きアワセ数秒待ち、スロー手巻きで巻き上げ、追い食いしたら、ゆっくり聞きアワセ。次第に追い食いで、竿が大きく弧男を描く、最初のアタリ棚から、6m(仕掛の全長)巻き上げ時点で・取り込みの巻き上げに入る。
鈎ハズレの多い魚なので急激な巻き上げは禁物で、リールのドラッグを効かせる。
CHANNEL MARKのアクテブサスデザインが、暴れる魚の抵抗を吸収して、やがて、海面から赤みがかった魚体を、次々に船内に引き上げる。7本鈎全に良型の沖メバル30cm〜40cmを掛けた。鈴生りに釣り上げるのが、沖メバル釣りの醍醐味だ。
この後も、程良く釣れ続け12時前には、皆さんクーラー満タンで早帰りとしました。
※この釣りは根掛かりが付き物なので錘と仕掛の予備は多めに用意する事が必要です。
※新幸丸では専用仕掛けを販売していますので必要な方は船長に申し出て下さい。
※今回使用の がまかつ CHANNEL MARK 80号(2.7m)は新幸丸に置いてありますので、お試しをご希望の方は船長に申し出て下さい。
タックルデータ
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