SALT WATER

【船】平井 憲(京都府 宮津市)

2015-08-23

平井 憲

釣行日2015/08/06 場所京都府 宮津市 宮津沖

釣果

マダラ 72cm〜100cm 3匹、ソウハチ20〜38cm 18匹

経ヶ岬沖のマダラ釣りは、水深は約200〜260mと中深海で、ポイントも狭く二枚潮や潮風が逆の時などはオマツリも多く船の操縦は難しい。このピンポイントのマダラ釣りをと言えば新幸丸の宮立建司 船長である!

前日とこの日は、プロ野球解説でおなじみの田尾安志さんとの取材釣行で、前日が沖メバル・シロソイを田尾さん、この日はマダラ・カレイを私が取材。和気藹藹と釣り談議などして楽しい釣行となりました。サンスポの釣行記事をしばらく休んでいた田尾安志さんが今月から釣行記を再開されましたので是非ご覧ください。

午前5時、右舷胴の間に田尾さん、その右隣に私が釣り座をとり、釣り人11名で養老漁港を出船。1時間30分程で経ヶ岬沖のポイントに到着した。

まずはマダラ狙いで、約水深230m以上の岩礁地帯が点在するポイントを狙う。

船長の合図でこの日1投目の仕掛けを投入する。上潮と底潮の速さが違い二枚潮状況と仕掛け投入が難しい。皆さん時間差の投入だったのか、一投目からお祭り騒ぎで賑やかしい。その中この日 初マダラを仕留めたのが田尾さん!来ましたよ!とニコニコ顔。

70cmオーバーのマダラを引っ張り上げた。「やっぱ!田尾さん 持っていますね〜!負けちゃいられません」と言う事で三投目に田尾さんに続きマダラ70cmオーバーをゲット。

このような上潮が極端に速い時などは特に皆さんが仕掛けを入れるタイミングを合わせて投入する事でオマツリ等のトラブルが防げますので気を付けよう。

午前10時過ぎにポイント移動でマダラ最後の流し。船長の合図で錘から投入。エサはサンマの切り身とイカの切り身でどちらも大き目。

着底20〜30m手前からブレーキをかけ糸フケを取る。錘が着底したら底ダチをし、もう一度素早く底を確実に取る。カケ上がりカケ下がりに合わせて底から8m程誘い上げて落とし込む動作で、誘いを入れる。CHANNEL MARKは、7:3の調子で底取り・誘い等、細かい動作に優れる。そして・・・マダラ特有の鈍いアタリ!・・聞きアワセで、竿先が海面に突き刺さる!重量感が竿から腕に伝わる。田尾さん!「かなり大きいですね!」

CHANNEL MARK独特の7:3調子の状態が、アタリと共に6:4そして5:5とアクティブサスデザインでやりとりする。260mの海底から引っ張り上げたのは、1m越えの大型マダラだった。この日、マダラポイント ラストの一流しにクライマックスが訪れた。「隊長(私)も、持っていましたね〜??」

午後から納竿の2時間余りでソウハチポイントに移動。お土産のソウハチカレイを18枚釣り上げ納竿とした。

※新幸丸ではシロイカ釣りにも出船している。ご希望の方は、船長にご連絡を。

マダラポイント

餌はサンマ・サバの半身を2・3等分して、スルメイカ等も大きめに切りチョン掛けする。ヒイカ・アジ・イワシ等小さいものは一匹掛けする。(船に餌は付いているが切り身になっていないので、自分で切り身にする等、前持って用意していくのも手間がはぶけて釣果につながる)この釣りは深場の流し釣りなので一流し一投が基本だ。仕掛けを入れるタイミングが遅れたり、再投入したりすると必ずオマツリするので気をつける事が必要。もし船長の合図で投入できない時は一流しするのを待ったほうが賢明だろう。ただし潮が動いていない場合は船長に再投入出来るか確認して欲しい。

※この釣りは根掛かりが付き物なので錘と仕掛の予備は多めに用意する事が必要。

※新幸丸では専用仕掛けを販売しているので必要な方は船長に申し出て欲しい。

※今回使用のチャンネルマーク80号 2.7mは新幸丸に置いてある。お試しをご希望の方は船長に申し出て欲しい。

タックルデータ

ロッド

CHANNEL MARK 80号 3.0m

ライン

中型電動リール 東レPE-SS 4号(300m以上)、マダラ仕掛 がまかつ ソイ・タラ三昧 全長5.2m(鈎スズキ(銀)20号(8本鈎)・ハリス12号(18cm)間隔(60cm・幹糸14・16号)使用錘150号、ソウハチ仕掛 玄人ソウハチ 全長4.3m(鈎ふかせ16号(10本鈎)・ハリス6号(14cm)間隔(40cm・幹糸10号)使用錘150号

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