釣果
サバ 35cm〜46cm 77匹、イワシ 26cm〜30cm 21匹
ようやく和歌山の寒サバ釣りが開始!今回は、和歌山県日高町比井港、岬丸の冨田紀章船長と北村耕介副船長に案内して頂きました。(女性や初心者の方も安心してお越しください)
今年、岬丸はまだ3回目の寒サバ釣り。まだ海水温が高い事もあり鯖釣りの開始も若干遅れている。この日の釣り場は状況をみてラングイより近いポイントの黒瀬に決定。午前4時半〜5時に受付してクーラーボックスに氷を詰め岬丸に乗り込み右舷胴の間に釣り座を取り5時半に比井港を出船した。この日は海上3mと荒れていたこともあり1時間以上かかり水深160mのポイントに到着。40分程魚群探知機、ソナーでサバの群れを探して、シーアンカー(水中パラシュート)を使った流し釣り。
船長の合図でカゴにマキエを詰めたサビキ仕掛を錘から投入する。一投目、この日は海水温がまだ19.3度と高いため仕掛を入れると、食いついてきたのはソーダガツオ!
釣り初めて1時間頃から本命のサバがコンスタントにあがりだした。アタリ棚は30m〜40mで、40cm前後が中心で大きい物は45cmをも越える良型も交じる。岬丸は魚影が消えてアタリが遠ざかると別の群れを探しシーアンカーを入れ直す。この日は3回のポイント移動をした。3回目の移動時にはクーラーボックスもほぼ満杯となりサバのアタリ棚の上を探り26cm〜30cmの良型のイワシも少し釣り上げ、鯖も追加して12時に納竿としました。この日の釣果はサバが77匹とイワシ21匹だった。
仕掛をセットしてアミカゴにアミエビを7〜8分目程詰める。また、マキエ杓・スプーン又はゴム手等の道具を用意しておくと手が汚れないので便利。
船長が指示ダナ(例えば30〜40m)をアナウンスしますので錘から投入して指示ダナ40m程に仕掛を送り込む。ここから竿先を海面近くから水平位置程でシャクリを入れ、カゴからマキエを出し疑似鈎と同調させ10秒程待つ。アタリが無ければシャクリを入れた分ラインを巻き取り竿先を元の位置に戻し数秒待つパターン。上限指示ダナの30mまでアタリ棚を探る。それでもアタリが無ければ下限指示ダナに再度落とし込みリピートしてそれでもアタリが無ければ回収して始めからの工程に戻る。この場合マキエカゴの中にマキエが2回分の行程で無くなる量又はカゴを調整する。カゴからのマキエ量は少なめで良いが、この釣りはマキエの切れ目が縁の切れ目なので、アミカゴが空になったらマキエを詰め込み再投入する。
アタリが出たらゆっくり手巻きで2m(仕掛分)程巻き上げ追い喰いさせて数匹を同時に掛け中速で巻き上げ取り込む。だがその日のサバの活性にもより、サバは鈎掛かりすると走り廻るので他の仕掛とオマツリしたり手前マツリしたりとトラブルが多く釣果に響くので注意が必要だ。(鯖釣りは手返し重視で釣果が決まる)取り込んだ魚を締め「鯖折り・血抜き」の後、潮氷のクーラーボックスに入れて保管して再度マキエを詰める。この一連の行程をスムーズに行えるようにアミエビ・水バケツ・手ぬぐい・クーラーボックス等作業しやすい配置に設ける。
サバのアタリは明確で竿を叩く感じである!あまり追い食いを待たずにある程度早く巻き上げる方が良い。(巻き上げのスピードが遅いと手前マツリや隣の人とオマツリになる)
仕掛けが下ろしている途中に止まったり、止まりかけたりしたらアタリなので竿を立て巻き上げる。(下ろし続けると掛かったサバが走り回ってオマツリになる)
取り込みは一気に船内に抜き上げるが仕掛けは張ったまま1匹ずつ魚を外し仕掛けが絡まないようにする。このように、トラブルを最小限に少なく、手返し良くすることがこの釣りポイントである。
※岬丸には、今回使用のCHANNEL MARK 50号 3.0m、80号 3.0m、がま船 タイドスター 50 号2.7m、がま船 真鯛ハイパースペック 2.7m、3.0mが置いてありますので、お試しをご希望の方は船長に前もってお申し出ください。
※電動リール使用の方はバッテリーを持参ください。
タックルデータ
- ライン
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ライン PE-SS 3号 200m以上、リール 中型電動リール バッテリ(リチウムイオンバッテリー10Ah)、アミカゴ大、錘 80号
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