SALT WATER

【堤防・波止】大田 徹(大阪府 大阪市)

2016-05-09

堤防・波止

大田 徹

釣行日2016/05/07 場所大阪府 大阪市 大阪南港新波止

釣果

チヌ 40cm〜51.4cm 約20匹

今年の大阪湾の春は乗っ込みの爆釣が無いまま5月を迎える事になった。

私も毎週の様にホームの南港新波止に通っているがよく釣れた時でも短い時合を何とかモノにし8枚、6枚、数枚程度。2回程ボーズを食らう事も…。

例年なら5月は産卵が済んだ個体が多く口を使ってくれない時期だがGW中もパラパラと産卵後のチヌが釣れだしてい。今年は暖冬の影響で年明けから水温が高くすでにその時点で個体毎に産卵がバラバラに始まっていて現在は回復しているチヌがそれなりに釣れているのだろう。

5月7日もいつもの様に堺出島港から出船している夢フィッシング渡船の6時便で新波止へ。

この日は潮が透けている状況で久し振りにスリットの上層にチヌの姿がチラホラと確認できた。

サイトで狙うが中々口を使ってくれない。

午前中は渋いアタリが数回ありスリットの柱前でなんとか1枚釣る事ができた。餌はパイプ虫。春はパイプの他に青コガネやカニを使用していた。

お昼は釣友とランチタイム後ゆっくりと談笑。この日は大潮で13時頃が干潮の為、潮位もかなり低く、夕方の満潮前に期待!

徐々に潮位が上げ始める14時頃から釣り再開も午前と同じように渋いアタリが多く中々ヒットに持ち込めなかった。

そして夕方は赤灯台先端に狙いを定めて歩いていく。赤灯に到着。ふとコバ周りを覗くとチヌがウジャウジャと!まるで狂喜乱舞しているかの様に!

午前中はのんびりと泳いでいたチヌも夕方はイガイの層でヒラを打ちまくり明らかにガツガツとイガイを捕食している。

ここから餌をイガイにチェンジし上層のチヌを狙い打つと落とし込む度にアタリが連発!!しかし中々鈎掛かりしない。

私自身も久々のチヌの群れを見て少し興奮していたのか…落ち着け落ち着け、と言い聞かせる。ここでいつも使用しているチヌRを4号から3号に変更。

そしてしっかりと際を舐める様にハリス分からチヌが群れているイガイの層へ落とし込む。そこからは落とす度にヒット!落としても落としても食ってくる。赤灯の先端コバ周りとスリット柱前にはいったいどれくらいのチヌが居るのか?!しかもデカイサイズが多い!

この日はがまチヌ へちさぐり銀治郎のMHを使用しているので少々のサイズでも強引に引きを止めて速攻で浮かせてタモ入れ!17時前〜18時半まで入れ食いの状況となった。

かなりハイペースな釣りを展開していましたので10枚を超えたあたりから数も数えてられなくなってしまった。

通常ならある程度写真を撮って即リリースなのだが、夢フッシングさんで1月〜6月末まで開催されているチヌ釣りフェア(2尾の合計長寸で争います)の年無しクラスのみストリンガーにキープ。5匹繋ぎましたが51.4cmと51.3cmの年無しが2枚。他は49cmだった。

これからは餌もイガイでOK。ヘチ・落とし込みの盛期に突入。

是非「茅渟の海」と呼ばれる大阪湾でチヌ釣りを是非楽しんでいただきたい。

タックルデータ

ロッド

がまチヌ へちさぐり銀治郎 MH 3.0m

チヌR 3号〜4号

ライン

ライン PE2号(グリーン)、ハリス フロロカーボン 1.5号 (ラインとハリスは極小サルカンで連結)

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