釣果
イシダイ 62cm 4.4kg 1匹
5月29日、波のある三重県の磯を諦め、和歌山県の地磯にヤドカリ20個を持ってGFGメンバー2人と釣行した。
今年の熊野灘は3月から黒潮が流入たため水温の上昇が早く、4月には水温が18度を超える日も増え、ノッコミ本番も例年より早いと予想できる。4月15日には59.5cm、5月1日には61.5cmのノッコミ石鯛を釣っているため、今回は大型の銀ワサを狙いでの釣行となった。
準備後、山道を15分程歩き、3人が好みの釣り場に分かれて釣りをする。潮は黒潮の流れとは逆の左から右に流れであるが、水温は20度まで上昇しているので問題はないだろう。狙いは、70m〜90m沖にある大きな目視できるシモリ(水深は3〜5m位)の上部。
がま石 グランドバーサス遠投 5.4mを使用し、手持ち石鯛 18号の首振りスリーブ止めにした。ヤドカリを頭が上にくるようにつけ、さらに上にヤドカリのツメ一個つけてゴム管楊枝で止め、ツメをハンマーでヒビを入れるいつもの仕掛けで80mラインの根の上部の凹凸部に仕掛けを置く。
朝からフワフワ・フワフワと竿先を揺らすウツボのアタリで数匹釣るが本命のアタリはない。
初のアタリは開始から4時間後の10時ごろ、竿先を30cm程押えた後に緩めのドラグよりシュルシュルと道糸が2〜3m引きだした。すぐに手持ちにするが、アタリは続かず餌を取られる。
魚がいる事を確信!何かのタイミングで来るはず。
その後もウツボのアタリが続く。午後1時ごろ、セットした竿がウツボのようなアタリからやや海面向きに一直線になり糸がシュルシュルと引きだされ止まる。
すかさず手持ちに切りかえドラグを締めて、次の引きこみにそなえると直ぐに強い引きこみ、軽く合わせ、竿を立てた状態でごり巻きすると30m付近で締め込む。が、細くてもパワーのあるがま石 グランドバーサスの敵ではない。更にごり巻きする。取り込んだ前回同様の抱卵した縞々ノッコミの石鯛だった。手で計測すると3回あり60cmは超えていて満足。手持ち石鯛もガッチリカンヌキをとらえていたため外れる事は無いだろう。
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