SALT WATER

【船】平井 憲(京都府 宮津市)

2016-08-29

平井 憲

釣行日2016/08/19 場所京都府 宮津市 経ヶ岬沖

釣果

マダラ 44cm〜101cm 18匹

午前8時過ぎ、ポイント移動する。船長の合図で一斉に仕掛けを投入、着底20〜30m手前からブレーキをかけ糸フケを取る。水深は220m、錘が着底したら底ダチをしてもう一度素早く底を確実に取り1〜2m程底を切る。カケ上がり、カケ下がりに合わせて底から10mを探る。今回仕掛けが6mなので海底から10m程を探るには、底から4m程誘いながら巻き上げる。

竿に重みを伴う鈍いアタリ!竿を大きくあおり聞きアワセル!

竿に更に重みが掛かり 根掛かりしたような独特のアタリ!待ちに待った大ダラのシグナル!

ライブラ MH 1.8が弧を描き左腕一本で大ダラと勝負だ。中深海のライトタックルゲームが面白い!220mの海底から顔を見せてくれたのは、この日最長寸101cm(9kg)の良型マダラだ!大き目の切り身エサに食いついた!左腕は心地良い疲労だ!

毎年この時期には新幸丸にマダラを釣りに伺う。マダラと言うと冬の時期の鍋が目に浮かびます。確かにマダラの脂の乗った白子は絶品です。ただ、この時期のマダラの身は 冬の時季よりも実は美味しいと言う。是非食べ比べてみては如何でしょうか。

今年のマダラ釣りは今のところ小振りの数釣り中心だが、良型はポツポツ程度に上がっている。今後は新たな良型の群れが次々に入って来ると思われますので楽しみに釣行いただきたい。

今回は「釣りごろ つられごろ」の撮影を兼ねての取材で野球評論家の田尾安志さんに同行いただいた。(9月25日5:25〜関西テレビ放送)取材テーマは「ライトタックルでのマダラ釣り」として取り組んだ。

水深170m〜250m以上の中深海マダラをライトタックルで手持ちスタイルの軽量高感度ライトゲーム ロッドライブラ MH 1.8と電動ライトゲーム リールで中深海釣りの固定観念を打ち砕くライトゲームを試みた。

午前5時、右舷艫に釣り座をとり養老漁港を出船、1時間30分程で宮津沖のポイントに到着した。約水深170m〜250mの岩礁地帯が点在するポイントを狙う。

北東の風に西からの潮で、潮はやや2枚気味。頻繁にアタリが出るが40cmクラスと小振りが殆どだ。サンマ・サバなどの餌を大きくすると小ダラのアタリは少なくなり、 良型の可能性は高くなるものの、若干 アタリは少なくなるので、個々で釣り分けていただきたい。

ライトタックルでの中深海釣りは手持ちで誘い探るので、微妙な誘いと小さなアタリが取れる。この日は一日手持ちスタイルで1投目から4本鈎に4本のマダラが顔を見せてくれた。午前10時までにマダラ44cm〜101cmを18匹の釣果。これからマダラは数、型共に期待できるで是非美味しいマダラを狙って欲しい。またマダラ、ソウハチカレイでソウハチも数釣りできる。

マダラポイント:

餌はサンマ・サバの半身を2・3等分して、スルメイカ等も大きめに切りチョン掛けする。ヒイカ・アジ・イワシ等小さいものは一匹掛けする。(船に餌は付いているが切り身になっていないので、自分で切り身にする等、前持って用意していくのも手間がはぶけて釣果につながる)

この釣りは深場の流し釣りなので一流し一投が基本だ、仕掛けを入れるタイミングが遅れたり、再投入したりすると必ずオマツリするので気をつける事が必要。もし船長の合図で投入出来ない時は一流しするのを待ったほうが賢明だろう。ただし潮が動いていない場合は船長に再投入できるか確認していただきたい。

新幸丸では、マダラ、マダラ&ソウハチ(えてかれい)、アラ、オニカサゴ(根魚)に出船している。船長に連絡してから釣行いただきたい。

※この釣りは根掛かりが付き物なので錘と仕掛の予備は多めに用意する必要があります。

※新幸丸では専用仕掛けを販売していますので必要な方は船長に申し出てください。

※今回使用のライブラMH1.8mとM1.95mCHANNEL MARK80号 2.7mは新幸丸に置いてありますので、お試しをご希望の方は船長に申し出てください。

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