SALT WATER

【船】平井 憲 (和歌山県 日高郡)

2016-12-01

平井 憲

釣行日2016/11/21 場所和歌山県 田辺沖

釣果

ハマチ 50cm〜55cm 14匹

水深88m、着底手前からスプールに指でブレーキを掛けて糸フケを取り、確り底取り!

リールカウンタ-91m。竿を煽りマキエを振りだしながら底から5m巻き上げ数秒…もう一度竿を大きく煽る…コンコンの前アタリ!聞きアワセの直後デルフィーノが弧を描いた。ゆっくりと巻き上げると更に竿先が海面近くに持ち込まれる追い食い!この日一投目がダブルで丸々のハマチがお出ましだ。

和歌山県田辺沖の餌付ポイントで程良く脂の乗ったハマチが釣れているとの事でみなべ堺港の純栄丸の湯川佳基船長に案内頂いた。この日は午前便に乗船午前11時30分に集合。12時に出船約20分で水深約90mのポイントに到着。このポイントは遊漁船仲間でポイントに餌を撒き真鯛や青物をそのポイントに餌付けているのだ。ただしサバ等の餌取りが大量に湧いた時が問題だ。この日3投後は水深の中層からサバが掛かり仕掛けが落ちていかない有様だった。オキアミのサシエでは歯が立たず急遽釣れた鯖を切り身で鈎にチョン掛けしての対策で、鯖エサで納竿までに14本(この日の午後便竿頭)。サバはその日の状況で全くいない事もある。その様な時は2時間程でクーラーが満タン(20本以上)だ。是非丸々脂の乗ったハマチ釣りに出向いて欲しい。優しい佳基船長が迎えてくれる。またこれからは真鯛釣りの絶好期に突入する。船長にご連絡の上お越しいただきたい。

餌・投入のポイントはこうだ。マキエカゴに沖アミを7〜8分目入れ、サシエはしっかりしたオキアミの尾羽を切り取りそこから鈎先を腹側に抜きオキアミが真っ直ぐなるように付ける。もしくは一匹掛けしたオキアミの腹側から出た鈎先を腹から尾に向けて刺し、腹合わせに二匹掛けする。この時もエサが回転しないよう尾羽を切りエサが真っ直ぐなるように付ける。潮の速い時は特に差し餌の尾羽を切り真直ぐ刺さないと、差し餌が回転して喰いが悪くなるので気を付けることが必要だ。仕掛の投入は潮下に他の乗船者の仕掛がある場合は天秤・マキエカゴから投入し、ハリスを持ち誘導して先鈎手前で道糸に絡まないよう放す。潮下に他の乗船者の仕掛がない場合は鈎先から投入しても良いが、風の影響等で船が振る事があるのため投入時は廻りの状況を適格に判断して欲しい。潮が速い状況の場合は、一斉の投入と一度流しになりますので船長の指示に気をつけよう。時合いでのトラブルを避けることによって他の乗船者や自分の釣果につながる。

基本のタナ取りとして錘が着底したら確り底を取り、ハリスの長さの半分〜3分の2(ハリス3mなので2m程の位置でマキエをして残り3m(底〜5m)の位置まで軽く竿をあおり、巻き上げながらマキエを振りだし底から5mでもう一度竿をあおり、アタリを待つ。

船長の指示タナがある時は指示タナからハリスの約半分、ハリスが3mならば指示タナからコマセカゴを1.5m〜2m落とす。一回目の撒き餌を竿で大きくあおり撒き、そのまま指示タナまでコマセカゴを巻き上げ二回目の撒き餌を撒きアタリを待つ。本アタリが無く差し餌が取られるようであればタナを上げ、差し餌が残るようであればタナを下げて差し餌の状況を見てその日のアタリタナを探る。指示タナがない場合は正確に底ダチをして底からハリスの半分程の位置で1回目の撒き餌を撒き、残りのハリス分巻き上げ2回目の撒き餌をする。後は指示タナのある場合と同じ要領である。

※純栄丸ではCHANNEL MARK 50号2.7mがま船 真鯛ハイパースペック2.4mが実釣できます。希望される方は船長にお申し出ください。

タックルデータ

ロッド

がま船 デルフィーノ50号 2.7m

船ヒラマサ12号

ライン

PE 4号 200m以上、ハリス10号 枝間1m 枝長30cm 全長3m、片天秤 50cm、錘100号クッションゴム2.5mm 50cm

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