SALT WATER

【船】菅野順也(宮城県 亘理郡)

2017-02-17

菅野順也

釣行日2017/02/09 場所宮城県 亘理郡 亘理沖

釣果

クロメバル オキメバル 18cm〜34cm 65匹

魚種の豊富な仙台湾。年間を通して様々なターゲットが入れ替わるのでアングラーたちは休む暇がないようだ。水温が低い今の時期は群れで固まる習性により、二種のメバル釣りが好調が持続している。

午前5時、宮城県亘理港より出船。菊地慎吾船長が舵を握るきくしん丸は水深65mのポイントに到着。オキメバル専門狙いとなると深海釣りの領域に近いが、この水深なら手軽にオキメバル釣りが楽しめる。

菊地船長より「海底は緩めの根回りです。底から少しだけ棚をきって釣ってください」とのアナウンスで釣りをスタート。

クロメバルも同時に釣れる海域なので、仕掛けは目が良いと言われるクロメバルに合わせて繊細な仕掛けの「船メバルサビキ(コーヒーMIX6本仕掛)8号」を選択。竿は追い食いで多点掛けを狙うのに有利な5:5調子のがま船 タイドスター 50号 3.0mをチョイス。

一投目は落下中にサバにつかまり即回収。二投目は上手く海底に届いた。「ブルブル、ブルブル」メバル独特の軽快なアタリが伝わり、穂先が揺れ動いた。正直言って、この季節は年間を通して一番寒い。しかし、この竿の踊りを見れば心も踊って寒さは吹き飛んでしまう。

しばらく巻き上げの頃合いを待つと、二度竿の揺れが追加された。追い食いを待つタイミングは手返しの早さと釣果に直結だ。上がってきたのはクロメバル2匹とオキメバル1匹の混合三点掛けだった。

その後サバの群れが濃くなってしまい、菊地船長は魚探に映る反応の違いで魚種を見極めながらポイントを点々と移動。前半は我慢の時間となったが、中盤以降はメバルの濃い群れを次々捉えた。赤い色でオキメバルが人気だが、クロメバルのサイズが大きくどちらが釣れても歓迎だ。その日に追っている餌の違いでイカタンなどを付け餌に追加してもよい。どちらも試したが、サビキのみでも十分に食ってきた。

潮の流れも良くなった後半に皆さん数を伸ばして正午に納竿となった。

私はパーフェクトに一匹足りなかったが5点掛けは三回あり、アカ、クロ計65匹、最大はクロメバルの34cmで満足の釣果だった。

タックルデータ

ロッド

がま船 タイドスター 50号 3.0m

船メバルサビキ コーヒーMIX 6本仕掛 8号

ライン

ライン PE2.0号 200m

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