SALT WATER

【堤防・波止】大田 徹(大阪府 堺市)

2017-10-04

堤防・波止

大田 徹

釣行日2017/10/01 場所大阪府 堺市 セル石

釣果

チヌ 35cm〜48.5cm 8匹

堺出島漁港から出船の夢フィッシングで夕まずめのチャンスを狙いセル石へ釣行しました。

普段は堺港最沖の新波止でヘチ釣りをするのですが、この日は新波止よりも一つ手前になるセル石で目印の落とし込み釣りです。ここセル石は半円状のケーソンが長く続き、足場も低くチヌの魚影も濃い人気の堤防です。しかし、ケーソンがオーバーハングしているため、普通に餌を壁ギリギリに落とすだけではチヌは食ってきません。ちょっとテクニカルなポイントでもあります。

イガイもすっかり落ちてしまい、これからのシーズンはフジツボがメインの餌になってきます。フジツボを壁ギリギリにハリス分馴染ませ、ちょうどオーバーハングになる所でいったん止めます。そして潮流や波に合わせてオーバーハングの手前側にフジツボを送り込むイメージで落とし込んでいきます。

釣り始めは15時半を過ぎた頃でした。開始から数投目でフジツボがうまくオーバーハングに流れ込み、目印を一つ二つ水面に浮かべた瞬間に「バシュッ!」と目印を引き込むアタリです。いきなりのきれいなアタリでかなりの重量感があります。

がまチヌ 匠技 落し込み Mがきれいに弧を描き、グイグイと締め込まれます。無事取り込んだのは48.5cmの良型チヌでした。その後もかなりの浅ダナでアタリが続きます。最初は35cm前後が続きましたが、17時を過ぎる頃からは40cmオーバーが連発。短時間で8枚と秋チヌの引きを楽しむことができました。

アワセが少し遅れてしまい、フジツボが割られたり取られたりすることが数回ありましたが、掛けたチヌはバラシなく獲れました。いつも愛用している刺さりが抜群のチヌR 3号のおかげですね。

普段はヘチ釣りなので目印の落とし込み釣りは視認性も操作性抜群の落し込み用目印仕掛を使用します。釣り場ですぐに使える落し込み用目印仕掛はありがたいですね。

落とし込み・ヘチ釣りは堤防にイガイが多く付着する夏場が盛期の釣りとされていますが、実はこれからの季節が一番面白いんです!引きも強烈に強く、朝夕のマズメ時には水面下で付着物をガツガツ捕食する姿が頻繁に見られます。

この日のセル石というポイントは足場から海面まで1m程で、アタリの出るタナがハリス分から1ヒロ以内。釣り人とチヌの距離はとても近いにもかかわらず、ガンガン餌にアタックしてきます。そして釣れるのです!是非、引きの強い大阪湾沖堤防のチヌを落とし込みやへち釣りで狙ってください!

タックルデータ

ロッド

がまチヌ 匠技 落し込み M 3.6m

チヌR 3号

ライン

落し込み用目印仕掛、ハリス フロロカーボン 1.2号

堤防・波止の関連レポート