釣果
ノドグロ 24cm〜35cm 8匹、シロソイ 22cm〜38cm 12匹 他
宮津沖浦島礁中深海の根魚釣りです。ターゲットはノドグロ(ユメカサゴ)とシロソイ(タヌキメバル)です!
150m以上の中水深で岩礁のある砂泥地の起伏のあるポイントでの底取りを繰り返すことが多く、手持ち釣りのため150号のオモリを使った時のパワーバランスがよく持ち疲れも少なく、さらに喰い込みのよい追進性と操作性に優れたがま船 ダイナソー M 1.8mをチョイスしました。
ノドグロは浦島礁で釣れるユメカサゴのことで、水深150m以上の岩礁周りから砂泥地に住みます。今回は浦島礁の水深150m〜200mのカケ下がりの砂泥地に生息するノドグロとシロソイを狙いました。口から腹の中が黒いのでノドグロと呼ばれています。一般的にはスズキ目スズキ科のアカムツをノドグロと呼びますが、カサゴ目フカカサゴ科のユメカサゴ(ノドグロカサゴ)もノドグロと呼ばれます。アカムツと味も値段も肩を並べる高級魚で白身で全身に脂が乗っています。ユメカサゴもシロソイもどちらも最高に美味しい魚です。
7時30分過ぎに宮津港を出船。経ヶ岬沖ではまだ少しウネリがあったため浦島礁手前の中グリで2時間程竿を出しました。ここではなかなかアタリが出ません。ウネリも弱まった12時頃に浦島礁の150m〜200mカケ下がりポイントに移動しました。14時の潮変わりからよくアタリ始めました。納竿までの2時間ほどでクーラーボックスの中も賑やかになり、午後4時納竿しました。
ノドグロポイント:
オニカサゴ仕掛 夜光バケ鈎仕様(赤)が最適ですが、潮の緩い場合や二枚潮の時に天秤仕掛を使用するとトラブルが起きやすいため初心者の方は特に胴突き仕掛けがよいでしょう。ノドグロ(ユメカサゴ)のポイントは海底は砂泥地なのでほとんど根掛かりはしませんが、船を流すポイントによっては根掛かりすることもあるので気をつけましょう。この釣りはベタ底がアタリ棚。竿先を上げて止め、ゆっくり下ろし「エサが自然に落ちてくる」演出を繰り返します。海底を「トン、トン」と叩くイメージでゆっくり誘い聞きをします。アタリはシロソイより明快に出ます。潮や風の状況で次第で底取りと聞きアワセ(誘い聞き)の間に魚が餌をくわえる間合いを取ります。今回は潮が動かなかったため天秤仕掛はトラブルが多く、胴突仕掛の船根魚五目 2本仕掛で中オモリを付けたタルマセ釣りやハワセ釣りが天秤釣りより釣やすく、初心者の方でも釣果も良かったようでした。ただし仕掛けをたるませ過ぎたりはわせすぎたりすると根掛かりしやすいので気をつけまよう。私は天秤仕掛のオニカサゴ仕掛 夜光バケ鈎仕様(赤)を使用しました。
光洋丸のこだわり:
※浦島グリ等の根魚の流し釣りでは、乗船の皆さんがオマツリが少なく楽しい釣りができるよう乗船定員を6名までにしています。
※真鯛釣りのようなカカリ釣りでもなるべく定員を少なくして出船しています。基本的には4名に設定しています。
※光洋丸ではエサのホタルイカを用意していますが、その日の状況で餌持ちのよい物やアタリの出やすい物を使うと釣果につながります。
この日一緒に釣行されたがまかつ愛好者の田尾安志初代東北楽天イーグルス監督のコメントです。
「今年初の丹後の釣りは宮津光洋丸さんにお世話になりました。僕の中では干物にして1番美味しい魚、夢カサゴと白ソイ狙いです。まだそんなに釣れていないとの事ですが、あの引きと味を味わいたくてやって来ました。今日の仕掛けはオニカサゴ仕掛 夜光バケ鈎仕様(赤)に鈎を1本追加した天秤の4本鈎でした。エサはホタルイカとサバの切り身で勝負。スタートしてから昼過ぎまでの3時間で夢カサゴ1匹。これは大変、記事に出来ない恐れが出てきました。今まで一度もないボツの日になるのではと心配していたのも束の間。満潮前の1時半頃から白ソイが釣れだし、2連、3連と来て、その後も4連パーフェクトが4回。クーラーボックスはあっという間に満タンに!本命の夢カサゴは6匹でしたが、大満足の日本海初釣行になりました」
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