釣果
ヤマメ 21~30.5cm 11尾、イワナ24~31cm 4尾、ニジマス 18~32 15尾
8月21日、釣友のS氏と桂川の都留漁協管内へ釣行。
この日は月曜日なので釣り人は殆ど見かけなかったが土日に叩かれている状況では厳しい釣りが予測された。最初に入った場所は水深のある落ち込みから払い出しに向かい徐々に浅くなっていく所。先ずは下手の浅瀬で餌のクロカワ虫を確保、餌はミミズとブドウ虫も持参した。
竿はがま渓流「本流スペシャル MH80-85」を選択、ハリスは0.3号に鈎はがまかつ「ナノアマゴ 6号」を結び、餌のミミズで底を探っていく。徐々にオモリを足し底の感触がつかめると同時に変化が出た。目印が上下に揺れる魚信(アタリ)を合わせると竿を伝わり重量感が乗る。場を荒らさないようイナシながら下流へ誘導するが竿を根元まで曲げ対抗する魚体は良型が期待できる。ポイントから十分離れた場所でタモに入れ、目測で尺位だろうか最初の釣果はヤマメだった。
リリース後に同じポイントをクロカワ虫で流すと数投目に微かな魚信を感じて合わせを入れる。先程と同じ位のサイズだろうか、パワフルな引きで水中を泳ぎ、反転してハリから逃れようと抵抗をみせる。柔らかな調子の竿は魚の引き込みに合わせ竿全体で力を吸収する。一尾目と同様に下流へ誘導してタモに入れるが魚体は尾鰭の先まで欠けもなく体高もある居着きの個体。サイズこそ30.5cmとわずかに尺を超えるサイズだったが素晴らしい魚体に大満足。ここ桂川は放流量が多く魚影が濃いため楽しめるが、綺麗な居着きを釣るとなると難易度が高くなる。
気を良くして上流へ20㍍程移動。次のポイントでもヤマメが餌を追うが納得の行く魚体は出ないので先行するS氏が探っていた深トロのポイントへ移動。魚が浮いて来ないのかテンカラでは不発の様だった。私は餌釣りなのでしっかりと底探ると連発。ここではヤマメが数尾先に口を使って、その後ニジマスが食ってきたが桂川名物のキロ鱒(50cm前後の太い魚体)は不在の様子。上流に釣り人の姿が見えたため場所移動を決め、護岸に設置された階段に向かう途中に気になる流れがあり探ってみる。膝程の水深に対しオモリを軽めにナチュラルに流すと目印が止まる、竿を曲げたのはこの日一尾目となるイワナで尺を超える良型だった。
ここで車に戻り移動したが、向かった区間には先行者がいたので時間を空けて釣り上がる。300㍍程釣り上がってイワナ、ヤマメ、ニジマスと桂川代表魚種を全て掛けたがサイズ、魚体とも納得いかずに再び移動を決めた。
富士吉田の名物「吉田のうどん」で腹を満たした後は、一気に下流へ下り2時間ほど探るが不発、4度目のポイント移動をした。この日最終ポイントを選んだ場所は深瀬や深み等バラエティーに富んだ場所で過去にも良型イワナや尺上ヤマメが出ている区間だ。テンカラの釣友には深瀬を狙って貰い私は深みで竿を出す。仕掛けを振り込むと呆気なく出た魚信は9寸(約27㎝)程のニジマス。このサイズが連発したが放流から間もない個体でここに溜まっていたようだ。だが徐々に上流に移動すると居着きのヤマメが竿を曲げてくれた。流芯の下で食ってきた魚体はスピード感のある引きで楽しませてくれた。タモに納まったのは9寸クラスだか体高のある桂川らいし魚体だ。更に8寸クラスのヤマメ、その後イワナも出てこのポイントだけで15尾の魚が竿を曲げた。夕闇迫る時間となり、少しは魚が上を向いているかとテンカラでも探って貰うが、ここも毛鉤への反応がなく納竿した。
桂川は山梨県の他の河川同様9月30日まで渓流釣りが可能だ。毎年9月には良型のヤマメ、イワナが釣り人を楽しませてくれる。 皆さんも釣行しては如何だろうか。
タックルデータ
- ライン
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フロロカーボン 0.3~0.5号、オモリG3~3B
- エサ
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ミミズ、ブドウ虫、クロカワ虫
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