FRESH WATER

好釣果の情報を聞き精進湖へワカサギ釣行(山梨県南都留郡精進湖)

2023-12-04

ワカサギ

望月竜也

釣行日2023年11月23日 場所山梨県南都留郡精進湖

釣果

ワカサギ 5~12cm 863尾

 12月23日、祝日で仕事が休みとなったので今季二度目となる精進湖へボートワカサギに出掛けた。解禁して間もなくターンオーバーとなり低調が続いていたが(と言っても200~300尾の釣果)、数日前から好転したとの情報で金風荘さんにお邪魔した。出船時間を過ぎてからの到着だったが湖面に浮かぶボートは少なく、ポイントに着いても魚影を探してウロウロ出来る程に空いていた。この日選んだのは中央ロープと言うポイント。少し離れた場所に一艘ボートが係留されているだけで貸切状態だが、周りで竿を出す人がいないため魚の寄りが心配された。
 先ずは魚の活性やサイズを知るため二本竿の右手に「ワカサギ連鎖ケイムラ金鈎」1号、左手には「ワカサギ連鎖ベーシック」1.5号を選択。餌は前夜からアミノ酸パウダーとエビパウダーを与えた「紅サシ」。 魚群探知機は水深8.6mを表示、反応は底から数10cmなので使い勝手の良い全長62cmの仕掛けで手返し重視の釣りを心掛けた。 連掛けは少ないものの落とす度に1尾、2尾と掛かって来る。最初の一時間で一束(100尾)超えのペースに密かな期待を持ちつつ魚を誘う。 しかし時間と共に釣果は右肩下がりに。

 お昼過ぎてようやく5束(500尾)に到達するペースだ。しかし時折現れる魚影に移動は考えず、餌交換をマメに行う。常に誘う釣りを心掛けてポツポツと拾い釣りを展開するが、気温の高くなったこの日はブラックバスやブルーギルの活性も高く、ブラックバスには4度程食いつかれ一度は40cmクラスを船縁まで寄せるものの仕掛けを切られたり、ブルーギルの硬い口で鈎が曲がるなどトラブルも続いた。
 我慢して釣っていたが、数は伸びるものの釣り上げたワカサギのサイズが小さいため鈎を1.0号に変更。この日は仕掛けのロストが多く11.0号の持ち合わせは「ワカサギ連鎖ロングハリス」のみ、食い渋り時の秘密兵器だが、ハリサイズが合わないと巻き上げ途中で外れ易いため、全長70cmの同仕掛けを選択。棚も広がって底から1m超までバラけて来たので、全長がマッチしたようで釣果も上向いた。 時折強く吹く風には苦労したが、凪の状況も長く釣りやすい一日となった。好釣果に繋がったのはマメに餌交換をしたこと、魚信が遠くなった時に餌を換えると遠くなった魚信が再び出るパターンが多かった。
 陽が傾くと急に寒くなって来たので少し早めに納竿としたが、秋の深まる精進湖で楽しいワカサギ釣りを堪能できた。これから深場の底釣りとなり魚群探知機がなくても底釣りで数が出る状況となってくる、是非精進湖のボートワカサギに挑戦して美味しいワカサギを食しては如何だろうか。

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