SALT WATER

喰わせ幅の管理でグレを攻略(大分県佐伯市米水津)

2024-01-10

磯(上)

城本 透

釣行日2023年12月29日 場所大分県佐伯市米水津

釣果

40㎝を筆頭に35㎝前後を2桁

 2023年12月29日(大潮)卯年最後の釣行は米水津へ。日中は12月下旬とは思えないほどの暖かさで最高の釣り日和となりました。

 今回上がった磯は『横島5番』。潮通しが良く、年間を通じてグレ、イサキ、真鯛と実績の高い名磯です。特に上潮ではクロの活性が上がり浅いタナで浮いてくる事も。今回のタックルはがま磯『スーパープレシード1.25号5.0m』。道糸ハリスは共に1.5号にウキは0号。鈎はお気に入りの『掛りすぎ口太5号』を選択。朝から本命の上潮が残っており早々に釣り開始。予想通り2投目から真っ青の活性が高そうな口太グレ(35cm)をキャッチ。

 その後も浅ダナ狙いで同サイズが連続でヒットしましたが、あっという間に下潮に変わり魚の反応が悪くなりました。そこでタナを2ヒロから1本半に変更し探ってみると手元に微かな違和感を感じたので合わせてみると、中々の重量感。スーパープレシードの本調子で魚を怒らせずゆっくりと浮かせます。すると真っ黒い地着きの口太グレ40cmが顔を見せてくれました。それから同じパターンで攻めてみますが反応がなく2ヒロから竿1本半の間を段階的に探ります。すると約3ヒロの所で口太グレが釣れました。2ヒロから2ヒロ半ではエサが残り、3ヒロではエサが齧られる。さらに1本半でもエサが残る。そこで3ヒロのタナを重点的に攻めると嘘のように当たりが連発。まさに米水津特有の喰わせ幅(タナ)です。

 潮や時期、場所にもよりますが30㎝〜50㎝間の喰わせダナに合わせないと喰ってくれないのが米水津の難しさです。どこで捕食しているかを探りながらしっかりタナを管理する事が米水津攻略の一つなので、是非皆さんも米水津ではタナと幅を意識した釣りを展開してみて下さい。2024年もがまかつの竿で良い魚と出会えますように。

タックルデータ

ロッド

がま磯 スーパープレシード1.25号5.0m

掛りすぎ口太 5号

ライン

道糸、ハリス共に1.5号

エサ

生オキアミ4枚/配合エサ4袋/加工オキアミ

城本 透の関連レポート

磯(上)の関連レポート