FRESH WATER

九頭竜川解禁!(福井県九頭竜川)

2024-06-17

望月 譲

釣行日2024年6月15日 場所福井県九頭竜川

釣果

15〜19cm 35匹

6月15日、全国GFG幹事長橋本さんと一緒に九頭竜川解禁へ出掛けた。G杯や登竜門でお馴染みの五松橋、その200m程上流にある瀬に陣取り、橋本さんは右岸川瀬の中段、私は左岸に渡り瀬肩からスタートした。
 二人ともスタートしてから15〜19cm程の鮎がポツポツと掛かるが、朝は上流からの竿を抑える風が吹き、釣り辛い時間があった、風が収まると一気に鮎の活性が爆発して一時入れ掛かりタイムも発生、この調子だととんでもない事になるのではと要らぬ心配をしていると、そんな夢の様な時間は儚く消えた。その後は周りの釣り人の竿すら曲がらない修行の時間に突入し納竿とした。
 鮎の跳ねはアチコチで確認できて、川を歩けば逃げ惑う鮎の数も多く魚影は濃い、掛かる鮎は小さくても追星が美しいマッチョ鮎が多くシーズン通してとても楽しめそうな様子だ。使用した竿は競技GTI2引抜早瀬85、九頭竜川の様な大河川には不利な気もするが、操作性に優れ、パワフルな走りもしっかりと止めて鮎は水面を軽々切ってくれ使い勝手の良い竿だ。

今回釣りをしていると、土手を鮎道具一式抱えて歩く人の姿が見え、暫らくするとその釣り人は自分の対岸で釣りを始めた。気にしながら釣りしていると何をするにも苦戦している様子、そのうち竿を畳み始め落ち込んでる様子が伺えたので、自分も竿を畳んでその釣り人の所へ行ってみた。話を聞くと今年、進学でこの地にやって来て、鮎釣りに興味があった事と、鮎が釣れるこんなにいい川が近くになるならと、大枚をはたいて必要最低限の道具を購入し、釣具屋でレクチャーを受けて初めてやってきたそうだ、いざやってみたら思ったようには行かずオトリはヘロヘロでどうしようかと落ち込んでいたらしい。こんな子放っとけないと、先ず元気なオトリを沢山あげて、仕掛けの調整の仕方、オトリの付け方と操作法を教えて暫く横で教えるとなかなか筋がよく上手く操作できるようになった。掛かったときの取り込みを教えて、後は慣れだと遠くから見守った。橋本さんと一緒に見ていると何とか掛けられ上手く取り込めた様子でチョット心にジ~ンと来るものが、その後も何本か取り込んでるのが見られたのでもう鮎に取り憑かれちゃうな!たった一人で友釣りの世界に飛び込む人なんて、鮎釣り人生で初めて会ったチャレンジャーな釣り人、忘れられない一日になった。この子はこれからもきっと九頭竜川に通うと思うので、釣行の際、あの子だ!と思う釣り人がいたら声をかけて優しく教えてあげてください。

 

がま鮎 競技GTI2

バリューパック T1 要R

複合メタルライン メタブリッド2 低比重

タックルデータ

ロッド

競技GTI-Ⅱ引抜早瀬85

要R 6.5号 4本イカリ

ライン

メタブリット2 低比重006

エサ

友釣り

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