FRESH WATER

庭で鮎と遊ぶ(山梨県富士川水系福士川)

2024-08-19

望月 譲

釣行日2024年8月12日、13日 場所山梨県富士川水系福士川

釣果

15~22cm 1日目20匹 2日目17匹

 お盆休みになり何処で釣りしようか考えていました。先日馬瀬川へ行ってきたので近場で楽しみたいなと考えて、興津にするかちょっと足延ばして狩野川か?お庭の福士は超渇水で昼には釣り人が消える状態で厳しさが伺える毎日、どうしようか悩んでいるとGFGの仲間が福士川に来ると言うので、釣れなくても仲間との時間楽しめたら良いかとゆっくり川へ出かけました。8時過ぎに原付きで到着、皆話に花が咲いてまだ釣りをしていなかったですが、自分の知らない間に何度か来ていたらしく、そこそこ釣れてると言うので少しテンションが上がりました。


 この時期は何時も渇水で透明度の高い福士川は鮎が丸見え!と言うことは鮎からもこっちが見えておりシビアな釣りを強いられる。オトリを放ったら水際から離れたり座ったりして影や気配を鮎に悟られないようにし、竿影すら気を配らないといけない…。オトリ操作は基本オバセのみのオトリ任せの泳がせ釣りになる。自然に泳いで群れと同調させ一緒に泳がせ、縄張りを持つ鮎の近くを通過させると掛かる感じ。無理にオトリを送り込むと警戒心の強い鮎は消えてしまうので注意が必要でした。ポイントはくるぶしからスネくらいの水深で浅い所が良く、砂地でも良い苔が付いている所は掛かりました。


 瀬の一級ポイントや大石周りのここぞと思う所はボウズハゼが幅を利かせており、鮎と同じように縄張りを持つ習性なので鮎以上に入れ掛かり、早々に撃沈してしまう事になるので注意が必要です。チビ鮎が群れでアチコチでハミハミ、キラキラしているが掛かってくるのは大抵が良型。チビはたまに間違って掛かる程度、良型鮎は掛かるととにかく走り回る、引きも強くとても楽しめます。渇水でなかったら細仕掛けでは太刀打ち出来無いくらい強い引きなので、状況に応じての対応が必要になります。事前に水況を確認して釣行していただきたいです。


良型がそこそこ楽しませてくれたので、次の日も少し上流の浅瀬の続くポイントへ、ここにも鮎は豊富に居るがやはり我慢の釣りだったが一日のんびり楽しめました。我慢を強いられる難しい釣りで大釣りは難しいが、鮎は豊富にいるので、条件次第でいい釣りに巡り会える可能性があるので、機会があればどうぞ来てみてください。

がま鮎 競技GTI2

バリューパック T1 要R

バリューパック T1 Mシステム鮎

 

タックルデータ

ロッド

がま鮎競技GTI-Ⅱ 引抜早瀬90

エムシステム7~7.5イカリ号 3本

T1要R 7~7.5イカリ号 3本

ライン

ナイロン0.175号

エサ

友釣り

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