荒川鮭有効利用調査に参加させていただきました。

2024-10-29

渓流

市川 洋

釣行日2024年10月26日 場所新潟県村上市

釣果

雄1、雌1

 6年ぶりに新潟県荒川の鮭有効利用調査に仲間と参加させていただきました。
前評判だと全国的に鮭の遡上が思わしく無く、有効利用調査をクローズする河川も出てくる程だと聞いていました。荒川も例外では無く、前日の釣果が5本と聞き相当厳しくなることを覚悟し調査に参加しました。


 この日使用したタックルはサーモンロッドではなく、ニジマスなどの大物を釣るために作られた「がま渓流本流スペシャル2XXH」。これにナイロン3号を通しで張り、ハリは「ランカートラウト14号」にエサはサンマの切り身を使用しました。
 私が鮭釣りを始めた20年前には鮭専用ロッドなど無く、皆ヤマメ竿で鮭を釣っていました。今は使用するカーボンも良くなり専用ロッドはかなりパワーがあるためロッド任せ、力任せの強引な釣りができますが、重いサーモンロッドを一日中振り回すと疲労困憊してしまいます。今回のような遡上が厳しい時は探る釣りになるため余計に疲れ、いろんなトラブルに見舞われ、結果釣れる魚も釣れなくなってしまう。そんな苦行を少しでも軽減するために軽くて操作性が良い本流スペシャル2XXHを使うことにしました。それとこの竿のパワーがどのくらいあるものか試してみたかったのです。


 浅い足元の石組をへそっと仕掛けを流すと始めに釣れたのは65cm位の雌だった。この位ならXXHでもまだ余裕で鮭と対峙できる。次は少し下流の瀬肩で雄が掛かる。逃げようと縦横無尽に疾走する鮭にXXHがバットから曲がる。もうこれ以上はというギリギリのところで走りを止め獲ることができました。

 

がま渓流 本流スペシャル2

ランカートラウト

清流荒川河口

 今回、本流スペシャル2XXHを使っての有効利用調査でしたが、決してサーモンロッドのような強引な釣りはできないものの、十分鮭でも対応できることが分かり、釣りを楽しむという観点では有りではないかと思う。特に若い釣り人にはおすすめです。終始天候も釣果にも仲間全員が恵まれ、笑顔の絶えない有効利用調査を終えることができました。また来月、さらなる大物を狙いに訪れたいと思います。

雄鮭が掛かった本流スペシャル2XXHの曲がり

仕留めた雄鮭と本流スペシャル2XXH

タックルデータ

ロッド

がま渓流本流スペシャル2XXH

ランカートラウト14号

ライン

ナイロン3号通し

エサ

サンマ切り身

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